岩戸見神社(福岡県築上町)

 

栃木県がもたらした福岡県の文化

本庄の大楠に会いたく

て計画した旅でしたが、

自宅から大楠までの途中、

いくつもの素敵な神社や陵を見つけてしまい

大楠に到着したのは

予定より少し遅い時間でした。

本庄の大楠のブログは、

以前アップしていますので、ここでは

写真一枚のアップのみしておきます。

何度見ても凄い存在感だな〜!

岩戸見神社へ

今回の神社はこの大楠から

車で数分走ったところに鎮座しています。

これはメインの道路脇にある一の鳥居。

田んぼの先の山に神社は鎮座しています。

車はここのスペースに置いて

歩いていくことにしました。

多くの神社は本殿近くまで車で行けますが、

僕は出来るだけ長く参道を歩いて、

写真を撮ったり、

途中の風景を見ながら

参拝するのが好きです。

いつも合理的に暮らしていると、

見逃してしまう楽しいことが

いっぱいあるのが人生。

回り道や、道草した時に

思わぬ発見があるというもの。

だから僕たちは人生も

各駅停車です(回り道し過ぎ…笑)

田んぼのあぜ道のような参道を過ぎると、

二の鳥居が見えてきました。

そして、脇には下の案内板を発見。

神社の御由緒と栃木県から伝わった芸能、

「岩戸神楽」「岩戸楽」

そして、県内最古の絵馬についての

案内があります。

創建の言われを読むと、

なんとこの岩戸見神社は、

このあたりの初代領主だった

今の栃木県出身の宇都宮信房

(うつのみやのぶふさ)が

そのふるさと栃木の宇都宮に鎮座する

下野国の一宮である

二荒山(ふたあらやま)神社を

勧請したものだそうです。

お〜!凄いことを発見したもんだ!

そうだったのか〜岩戸見神社。

やはりここは僕が以前参拝した本家、

栃木県宇都宮市の

二荒山神社の写真も

アップしたくなりますよね(笑)

はい、これが、二荒山神社拝殿です。

ちなみに日光東照宮の隣にある

世界遺産になっている神社は

日光二荒山神社で、

こちらは同じ漢字ながら

「ふたらさんじんじゃ」と読み、

こちらも下野国一宮となっています。

実にややこしいですね〜名前って(笑)

話しは岩戸見神社に戻ります。

江戸時代くらいからある

石橋なのでしょうか、

苔もいい感じで生えていて、

とても趣がある素敵な橋です。

石橋のその先に長い階段が

僕たちを待っています(笑)

とここでまた、宇都宮信房の故郷の本家、

二荒山神社の参道を思い出しました。

参道があって、長い階段があるところ

雰囲気が似ていますよね!

もしかすると800年ほど昔、

宇都宮信房はその当時、

岩戸見神社と同じように

緑に囲まれた山の中にあったであろう

故郷のこの風景を思い浮かべながら

神社創建の地を選んだのかも知れません。

そんな武士のセンチメンタルな

心情を空想しながら上る階段は、

ロマンに満ちあふれて…

いや〜きついな〜(汗)これが現実(笑)

やっと上れた!ふ〜。

拝殿はガラス張りのクローズタイプ。

拝殿の右横には幹回り4.8mの

イチイガシが御神木として祀られています。

見上げてみると、

かなり高さもあるようです。

本殿の彫刻。

何ともユニークな顔形の守り神。

本殿。

本殿向かって右側の境内社。

本殿向かって左側の境内社。

どなたが祀られているかは

分かりませんでした。

境内の裏手から本殿方面を撮影。

木々に囲まれマイナスイオンたっぷりです。

巨木大好きな僕たちは、御神木の前で撮影!

ここから隣のお寺を通って

一の鳥居横の駐車場に戻ります。

「不老山正光寺 知恵の文殊菩薩」の碑

案内板もありました。

案内の一部を書き写します。

「鎌倉時代初め、

豊前宇都宮氏の初代となった

宇都宮信房が一族の守り本尊の

文殊菩薩を下野国から招来させた。

ここ正光寺(しようこうじ)は

宇都宮氏の持仏堂と考えられる。

高さ1mほどで、文殊菩薩は

農耕牛を思わせる力強い獅子に座しており

年に一度、ご開帳される。

9月には白い彼岸花が咲く」

な〜るほど〜。

こちらも宇都宮信房さんだったのね〜(笑)

栃木県と福岡県の結びつきが

こんなに深いなんて、

凄いですね!

ありがとう栃木県!ありがとう宇都宮市!

こちらが正光寺。

地元の人たちが、がやがやと多かったので、

気後れした僕たちは、ここから拝みました。

庭の橋。

戻って来たぞ〜(笑)

素晴らしい御由緒の神社とお寺に

参拝できたぼくたちは

満足感でいっぱい。

でもお腹は?

栃木県宇都宮市名物の

餃子が食べたくなりました〜!

やっぱ、僕たち花より男子、

いや花より団子(笑)

今日の癒し

神社の裏手を散策した時に見つけた

不思議な形をした木です。

神様が腰掛ける椅子?

だとしたら股間に突起物は何?(笑)

 

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Comment

  1. 元宇都宮市職員 より:

    宇都宮氏の足跡を散策しています。昨日は益子町の宇都宮家墓所などに行きました。愛媛県と福岡県にも行かなくちゃ!

    • tabibito1722 より:

      元宇都宮市職員様

      はじめまして、
      管理人の山本です。
      益子町の宇都宮家墓所を教えていただき
      有難うございます。
      これからも
      宇都宮氏の足跡巡り、
      大いに楽しんでください!

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