伊弉諾神宮(兵庫県淡路市)前編
幽宮(かくれのみや)
天照大神や素戔嗚命など
有名な神様達の親神である
伊弉諾尊(イザナギノミコト)は、
伊弉諾神宮の御祭神です。
社頭に建てられた
「国生み伝承」が、
神話と伊弉諾神宮の関係を
分かりやすくまとめてあるので、
少しアレンジして書き出します。
「現存する最古の歴史書「古事記」や
「日本書紀」の冒頭に記載される
神代七代の最後に登場する
イザナギノミコトとイザナミノミコトの
男女二柱の神が、「オノコロ島」に
天降って夫婦神となり、淡路島を初めに
四国・隠岐・九州・壱岐・
対馬・佐渡・本州の
大八嶋国(おおやしまのくに)という
国土を生みました。
次いで、祖先神となる
三十五柱の神々が誕生します。
国生みの大業から始まる
神功を果たされた
イザナギの大神は、神権を
アマテラス大御神に譲り、
最初に生んだ淡路島の多賀の神域に
「幽宮」を構え余生を過ごされました。
宮居跡の神陵(みささぎ)が
「伊弉諾神宮」創祀の
起源だと伝えています。」
このようになります。
参道
伊弉諾神宮に到着した時、
薄く雲がかかっていた空が、
快晴になってきました。
社頭。
社号標とともに。
巨大な石灯籠と狛犬。
大きさ比較の為、妻登場(笑)
参道。
日差しは暑いくらいでも
気持ちは清々しい(強がり・・笑)
二の鳥居。
鳥居をくぐってすぐ左に曲がると、
こんなものが見えてきます。
日時計。
時計の周囲には
いろんな神社等の名前が書かれた
石版が配置されています。
南には、
諭鶴羽(ゆずるは)神社、
沼島(オノコロ島)が
記されています。
「諭鶴羽神社」、
羽生結弦ファンの聖地として
有名になっていますが、
僕たちは参拝していません(笑)
案内の石碑。
長い文章は割愛しますが、
ここには
凄い図が書かれています。
「伊弉諾神宮を中心とした太陽の進行図」
夏至や冬至など太陽の位置が、
ここ伊弉諾神宮と一直線上になるのが、
各地の由緒ある神社です。
伊弉諾神宮が、
ただならぬ神社であるのは、
この事をもってしても
理解出来るでしょう。
本参道へ戻ります。
御由緒。
石橋が見えてきました。
石橋を渡ります。
真横から。
石橋から見た庭園の風景。
手水鉢は竹から水が滴る、
コロナ対策仕様ですね。
檜皮葺が素晴らしい正門(神門)。
正門の神額。
正門を出ると拝殿があります。
右が正門、左が拝殿。
正門入ったところの燈籠は、
明和九年(1772)の寄進です。
拝殿へ。
拝殿前の狛犬は、
文政五年(1822)の寄進。
吽形。
参拝。
左から回って本殿に参拝。
橋をくぐって本殿左横へ。
本殿。
斜め後ろから。
千木や鰹木、鬼瓦もカッコいい!
本殿真後ろからも参拝。
本殿右側。
拝殿前にてツーショット完了。
(後編に続く)