上臼杵駅(大分県)
映画で使われた駅
福良天満宮の境内には、
「男はつらいよ」のロケ地がありましたが、
神社から歩いて5~6分ほどの
ここ上臼杵駅も同じく
ロケ地となっていました。
Wikipediaによると
それは、臼杵市のお隣、
大分県津久見市出身の
伊勢正三が作詞作曲し、
イルカ(歌手)がカバーして歌った
「なごり雪」をモチーフとした
大林宣彦監督の「なごり雪」という映画で、
「臼杵駅」としてこの「上臼杵駅」の
外観を使ったそうです。
臼杵市、何気に映画ロケ地めぐりの
聖地かも知れません。
上臼杵駅
僕たちが臼杵市に降り立った
臼杵駅から大分方面一つ手前に
上臼杵駅はあります。
臼杵で最後に行ったスポット、
福良天満宮からは、臼杵駅よりも
同じ地名の「福良」にある上臼杵駅が
近いので、ここから大分駅まで列車に乗り、
本日のフィナーレを飾る
府内城のイルミネーションへと向かいます。
なんだ~この外観は!
めっちゃ素敵じゃないですか!
こりゃ~映画にもなるわな~(笑)
向かって左側の窓なんて、
アルミサッシではなく昔の木枠ですよ。
いつ頃出来た駅舎かは分かりませんが、
かなり古いものと思われます。
この駅舎のお陰で、このブログに
「レトロな駅舎」のカテゴリーを
新設してしまいました(笑)
駅舎前では謹賀新年の和風飾りが
僕たちを迎えてくれました。
しかし上臼杵駅の歓迎は
これだけではありません。
赤猫の駅長さん!
「二百年に向けて発車オーライ」
二百年とは、駅舎の年齢の事でしょうか?
そして、駅長さんへの給料は、
竹の筒に入れるようになっています(笑)
う♡(すき)プロジェクト
臼杵市にはコンビニよりもたくさんの
ふぐ料理店があるそうです!
ふぐ顔で臼杵ふぐをもらうキャンペーン。
色んなイベントで楽しませてくれますね!
改札を出たところから見た駅舎。
ベンチも木製の古いタイプで、
完璧なコーディネートですね(笑)
レトロ感の嵐に巻き込まれそうなくらい
いい感じですよ。
そんな昔ながらの上臼杵駅、
実は「バリアフリー」を達成しています。
ホームへは改札正面の階段と、
僕が撮影しているスロープがあり
車椅子の方も安心して使えるのです。
そんな上臼杵駅を満喫していたら
大分まで乗る列車の到着です。
亀川(別府市)行き。
僕たちがチャーターしたかのような
誰もいない車内でゴロンとなって・・
いえ、
ちゃんと座っていましたよ(笑)