2018/01/28

唐津城の旅

 

僕がお城に少し興味を持ったのは、

2年以上前に

長野県の松本城に行った時からです。

ただ、その時心引かれたのは、

「現存天守」と言われる

日本に12城ある江戸時代に建てられた

木造のお城で、

木造のの天守閣が

そのまま残っているものだけでした。

その他の昭和時代に多く建てられた

鉄筋コンクリート製の天守閣や

城跡には全く興味が無かったのです。

ところが、今年初め

姫路城(現存天守)に行こうと思い、

事前にネットで調べたら

こんなサイトがヒットしたのです。

そのサイトの名前は「攻城団」といいます。

攻城団というのは簡単に言えば

自分が行ったお城を記

録出来るサイトなのですが、

団長はじめ、団員(無料会員)の

多くの人々が行ったお城の写真や、

思いを書き綴っているものを見て、

鉄筋コンクリートの

模擬天守であっても地元に愛され、

観光客も喜ぶのであればそれは、

現代に建てられた新たな「お城」であって、

遺跡を汚すような行為(笑)とは

違うことに気づきました。

硬直した考えの僕の頭が

少し柔らかくなったのです(笑)

そこから僕のお城巡り、城跡巡り人生?は

スタートしました。

そんな地元にも観光客にも

愛されているのが今回訪問した唐津城で、

ここは模擬天守で、

天守閣があった記録もありません。

駐車場から唐津城を撮影。

唐津城に車で行くと

道路を挟んだ目の前が駐車場で、

とても便利です。

ただ、休日は観光客が多いので、

すぐに止められなかったり、

なかなか退場できなかったりは

あるようです。

駐車場から唐津城へは

道路を渡って行くのですが、

ここはかなり交通量が多く

信号では渋滞が激しくなるからか、

なんと地下歩道が完備されているのです。

地下歩道の入口。車道は渋滞中。

地下歩道の壁が、

有名な唐津神社のお祭り、おくんちの

「曳山」ギャラリーになっています。

この洒落感が素敵ですね。

歩道を上るとこの案内が。

パワーアップの為休館だそうですが、

入れないのは天守閣の中だけなので、

今回は周囲を楽しむことにしました。

両脇の緑が綺麗な階段を登って行きます。

途中の石垣に城跡さえも(笑)

好きになった僕のテンションがあがります。

もうすぐ天守台。

少し時期外れでしたが、

藤棚もいい感じで咲いているようです。

藤棚からの唐津城

藤棚

行った時期が藤の花には遅かったので、

こんなに綺麗に咲いているとは思っていなく

かなり得した気分になりました!

唐津城は海辺のお城ですから、

こんな絶景も楽しめます。

右の少し黄緑がかった山は

「鏡山」といって、

この頂上は虹の松原なども含めた

素晴らしい景色が見える場所です。

藤棚をバックに自撮りツーショット完了!

そして、珍しい藤棚がありました。

真っ白の「白藤」

(そんな名前かどうかは調べていませんが)

最近、この藤棚を作って、植えたそうで、

今年は少ないながらもボリュームある

花を沢山咲かせていました。

もしかして、白藤=城藤…な〜んて

洒落でこの木を植えたなんて事は

僕の考え過ぎでしょうか(笑)

天守閣に着いたところで、

先ほどまで曇り空だったのが、

こんなに晴れ渡り

「さあ、写真を撮っておくれ!」と

お城の声が聞こえました・・・

な〜んて言うと

ちょっとやばい人ですが(笑)

妻の信じる所によると

天国のおばあちゃんが

晴らせてくれたものだそうで、

もちろん僕も信じています。

お城の前には神社があります。

二つの鳥居の扁額には「金刀比羅神社」と

「正一位稲荷大明神」と書かれていて、

御祭神などの説明はありませんでした。

(見落としたのかもしれませんが)

あくまでも僕の推測ですが、

昔この辺り一帯には

神社がたくさんあったようで、

そんな多くの神社の中の2つの鳥居を

同じ場所に移設したのではないか

という事です。

参拝。

お城の前には今行なっている工事の内容が

素人にも分かりやすく書いてありました。

ここは天守台近くで一番標高が高く、

中庭みたいな場所です。

ここには佐賀県のキャラクター達の

幟がありました。

そして、下りエレベーターのりばです。

唐津城には天守閣の

内部エレベーターではなく、

平地から天守閣がある高い場所に上れる

エレベーターがあるのです!

料金は片道100円で、

高齢者は無料のようでした。

天守閣の中庭からの景色

ここからの眺めも素晴らしかったです。

今日の癒し

天守閣前の樹

白い藤棚の横にすっくと立っていて、

幹ぶり、枝振り、葉っぱの繁り方など、

とっても気になる樹です(笑)

何となくひょうきんで、

手を振ってくれているような姿が

「歓迎してくれている感」満載です。

おかげさまで、

めっちゃ癒されました!

 

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