香春(かわら)神社(福岡県香春町)

 

旅は発見の連続

僕は人に会うのが苦手ですし、

妻以外とは喋らなくても

なんのストレスも感じません。

こう言うと気難しい人間と

思われるでしょうが、

そんなことはなく、ただ、

一人が大好きなだけなのです。

人が苦手になった原因は生まれつきの性格と

やはり家庭環境にあったと思います。

だから学校時代から、社会人になり、

そして経営者になってからも

人と接するたびに、

ずっと自分の性格とは正反対の自分を

演出しなければ、なりませんでした。

でも会社倒産、自己破産したことにより、

僕の人生は180度変わりました。

「好きなことだけをして生きて行く」

なに言ってるんだと思う方も

いるでしょうが、

この2年近く、大好きな妻と二人で

大好きな旅をやりまくった結果、

自分らしい日々が過ごせています。

もちろん、仕事で人と接することは

ありますが、

それは使われる身だから、

その時間で終るので、

大したストレスにもなりません。

旅をすることがこんなにも多くの

発見をもたらしてくれ

人生を充実させてくれるものだから、

もはや旅の中に暮らした方が良いという

思いが強くなってきました。

もちろん色んな条件が必要ですから、

簡単には出来ないでしょうが、

思い続け、チャレンジし続ける限り

必ず思ったことは現実化するはず(笑)

なので、僕は思い続けます。

香春神社へ

鶴岡八幡神社と川を挟んだ香春岳

(一の岳)に鎮座するのが香春神社です。

美しい水が流れる川の向こうに見えるのは

頭半分を削られた一の岳。

人のためとは言え、

標高500m近かった山は

半分くらいの高さまでになり

山の神様はどうしたのだろうと

心配になりますね。

鶴岡八幡神社から30分近く

歩いたでしょうか、

ようやく香春神社の参道入り口に到着です。

鉄道の旅は徒歩での散策が多くなる分、

目的地周辺をゆっくりと堪能出来ます。

しかしそれを差し引いても

車は便利で楽ですが(笑)

御由緒は文語体で書かれていて、

だいたいの意味はわかりますが、

やはり慣れないものは

読むのも難しいですね。

簡単に要約すると、

昔、三つの神様だったのを

元明天皇の和銅2年にこれをを

合祀(ひとまとめに)して

香春神社としたというものです。

和銅5年(712年)には

古事記が成立していますので、

それに先立つ3年前ということですね。

Wikipediaによると、

「和銅」という元号は

708年に武蔵国(埼玉県)秩父より

銅が献じられたので

それまでの「慶雲」から「和銅」に改元し、

日本最初の硬貨、和同開珎

(わどうかいちん)を鋳造させたそうです。

そして、この「銅」はここ

香春町とも大いに関係がありました。

三の岳には有名な採銅所があり、

ここで採掘された銅を使って

宇佐八幡宮へ奉納した神鏡を

鋳造したそうです。

神鏡の奉納は720年から

始まっていますので、

この時期、東西の採銅所は

大賑わいだった?かも知れませんね(笑)

そして、僕たちは以前、

秩父の採銅所跡にも行っていました!

大きな和同開珎のモニュメントと僕(笑)

この近くにはこの和銅の発見をきっかけに

神籬(ひもろぎ)が出来、

その後、聖(ひじり)神社となりました。

元明天皇から賜った銅製の「蜈蚣」

(ムカデ)が聖神社の

マスコット的存在です。

思わぬところで、思わぬ発見をして

脱線するのが僕の癖(笑)

話しは香春神社に戻ります。

 

 

参道を進むと顔立ちの良いイチョウの木。

樹齢300年くらいの

ス〜ッと背が高くてカッコいい楠も

迎えてくれます。

階段は続くよどこまでも(笑)

そして、また階段!

御社殿近くまで車で行けるようですが、

僕たちはひたすら歩きです。

遂に見えて来ました!

石垣がまるでお城みたいです。

拝殿が見えて来ました。

拝殿向かって左側にはこんなに背が高い

イチョウの木がそびえ立っていました。

とその時、

このイチョウの木からガサガサ〜〜!!

と大きな音と立てて

「落ちて来る」物体が!!

ビックリしてみて見ると、

同じくビックリして逃げて行く

サルの親子を発見。

退散する?サル。

サルものは追わず(笑)

手水舎

本殿、拝殿、東回廊、石垣は

有形文化財に指定されています。

参拝。

本殿上部。

本殿横から。

本殿向かって左脇の随神と狛犬。

本殿左前の随神と狛犬。

東回廊。

境内社にも参拝。

仏像もあります。

稲荷社。

そして、境内には目を見張るような

巨石がありました。

まずは説明から。

案内によると、昭和14年6付0日に

一の岳山頂から

大石が転がり落ちて来て、

ここで止まり鎮座し、

山頂にある山王神社にちなんで

「山王石」と命名されたそうです。

次に大きさ比較の写真(笑)

意外と妻も背が高かった?(笑)

大きさ比較と言えば、

こちらが分かりやすいでしょう。

イチョウの木。

妻が小さい、いやイチョウが高い(笑)

帰り道、参道を見下ろすと一直線の階段を

緑が覆っていて、素敵です。

趣のある社殿と石垣、巨木、

そしておサルさんのサプライズと

香春神社の参拝は大いに楽しめました。

最後にツーショット写真は

欠かせません(笑)

今日の癒し

拝殿後ろにいた鹿たちに癒されました。

親子なのか夫婦なのか?

じっとして動かないタイプの鹿でした(笑)

 

  関連記事 - Related Posts -

 

  最新記事 - New Posts -

 

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください