鶴岡八幡神社(福岡県香春町)

 

日田彦山線の旅

平成29年7月の豪雨災害で

不通となっている日田彦山線の

添田〜夜明間ですが、

復旧されるのか、

このまま廃線になるのかも

わかっていないようです。

以前も書きましたが、ローカル線は

赤字の問題が大きくのしかかって

来ますので、

気軽に復旧して欲しいとも言えませんが、

めがね橋などの橋脚も美しく

田園や山々も風光明媚で本当に絵になり

日本の原風景を満喫できる

日田彦山線だからこそ

元に戻して欲しいものです。

そんな今では一部不通になっている

日田彦山線に

僕たちは昨年の6月に乗っていました。

東峰村(とうほうむら)で

催される竹棚田の火祭りに行くためです。

もちろん、メインは夜の火祭りでしたが、

行く途中の駅周辺にも

素敵な神社があって、

参拝しつつ東峰村に向かったのです。

小倉へ

いつものように古賀駅から

早朝の列車で乗換駅の小倉に向かいます。

6月だけあって、宮地嶽神社の

菖蒲まつりののぼりが

目に飛び込んできますね(笑)

小倉駅で7:00発の

日田行きに乗り換え。

単線なので途中の駅で

何回か反対方向の列車待ちがあります。

この時間が普通列車の旅の

醍醐味なんですよね!

列車から降りて駅を散策したり

写真を撮ったり、

僕にとって待ち合わせは至福の時間です。

外からこんな妻の笑顔も

撮影出来ますよ(笑)

第一の下車駅、「香春」(かわら)

駅前には大きな案内図があります。

キャッチフレーズは「史跡と万葉の里」。

確かに稜(皇族の墓)や香春で詠まれた歌も

多く万葉集に載っていますよね!

いいキャッチフレーズだな〜っと思いつつ

僕たちが向かったのは神社でした。

鶴岡八幡神社へ

香春駅から徒歩20分くらいで、

神社の裏参道につきます。

あくまでも「裏」口ですが、

森に入っていくこの雰囲気が

素晴らしいのです。

扁額の文字が「鶴岡」は横で、

八幡宮は縦文字なのが珍しいです。

扁額を作って縦に文字が入らないのに

気付いて、

それなら横にするか〜ってことになった

可能性もありでしょうか(笑)

静寂のなか階段を登ると

御社殿がありますが、

ここは正面(表)に回って改めてそこから

参拝に向かうのが、僕流ですから

足が疲れた妻を山頂の境内に残し、

僕だけ再び反対側に山を降りて、

一の鳥居らしきところまで行き、

また御社殿まで戻ったのです。

一の鳥居かどうか確定しませんが、

ここから改めて参拝です。

右の「はちみつ」が気になりました(笑)

二の鳥居(未確定)

阿形は大正時代に建立された

玉乗り、倒立の狛犬。

 

 

 

 

吽形は伸びをしている?狛犬。

正面の入り口。

ここから御社殿の屋根が見えます。

名前から想像していた通りの御由緒でした。

弓の名手であった源為朝公が、

鎌倉の鶴岡(つるがおか)八幡宮より

勧請したもので、

50年くらい前までは、

1685年に建立された

社殿があったのですが、

1966年(昭和41年)不審火によって

全焼していました…

放火される危険はどの神社にもありますが、

これは運というしかないのでしょうか。

左は拝殿、右奥が本殿。

50年ほど前に再建された御社殿が

鉄筋コンクリート製なのは

火事になりにくいことを

優先したのでしょうか?

ツーショットも完了。

裏参道入り口付近に気になる場所が。

何か、祭祀場のような雰囲気です。

説明などはありませんが、

この石が霊石のようでした。

神社から少し歩くと手前から一ノ岳、

二ノ岳、三ノ岳と言われる

香春岳が見えます。

手前の一ノ岳は石灰石を掘り出して

山の高さが半分ほどになっていて、

次は二ノ岳の石灰石を

採取するらしいですが、人の為とはいえ

山も大変ですよね(笑)

今日の癒し

自然石で作った手水鉢。

注連縄が張られた御神木から

竹の筒を通して水が流れてきます。

柄杓を置く、すだれも風流ですよね!

 

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