光遠木(福岡県八女市)

 

「へ」の時の右半分

昨日書いた虚空蔵神社と

今回の光遠木(こうえんぼく)は、

上陽町(じょうようまち)という

八女市の北に位置する町にあります。

ここは、福岡県筑後地方に連なる

耳納(みのう)山地の山裾で、

その耳納山地の北面、久留米側は

急斜面で、南側、八女側は緩斜面、

ですから山地の断面は、

「へ」の字のようになっています。

という訳でここは、「へ」の時の右半分(笑)

光遠木へ

虚空蔵神社の駐車場に、

虚空蔵菩薩とともに

「光遠木」という文字があって、

神社に行く前から気になっていましたが、

虚空蔵神社の素晴らしさと、

虚空蔵菩薩たちの視線に癒やされて、

駐車場に戻ってから

「あ~こちらもあったな~」

と思い出したのです。

という事で、

虚空蔵神社から一旦駐車場に戻って、

どうしても気になるので、行ってみました。

「木」という事なので、

神社の御神木のようなものかと

想像しながら歩き始めたものの

どこなのかよく分からず、

たまたま通りがかった地元の男性に尋ねると

親切に教えてくれました。

駐車場から100mほど、

虚空蔵神社の石段が見える場所あたりに

光遠木はあります。

古い石垣の上にはお堂があり、

ここはグーグルマップでの表示は、

上妻四国第四十一番 観音堂で、

八女市のサイトを読むと、

「弘法大師」と呼ばれているようです。

お堂自体の名前にそのまんまの

「弘法大師」とは珍しい気がしますね。

光遠木の案内。

要約すると、

「光遠木は、ビャクシンという名前の

香気を有する木。

久留米藩主だった有馬則維(のりふさ)公は、

大変な「香」の愛好者で、

この木の枝を高良山の僧侶に分け与えた所、

それを僧侶が霊元法皇に献上し、

法皇は大いに喜び、樹名を「光遠木」と命名し、

自筆し下賜された。

その勅書は木に掲げられていたが、

寛政2年(1790年)8月、

石に刻み改めて建立する。」

その石と光遠木がこちらです。

お~!!

確かに寛政二年と書かれていますね!

230年ほども前に建立された

凄いもを発見した事に、

ちょっと興奮気味の僕です(笑)

木よりも石柱に目が行ってしまったかも?

樹齢460年と推定される光遠木。

幹の迫力がその歴史を物語っていますね。

こちらは光遠木の外側に

生息する木ですが、

龍のような形に見えて、迫力があります。

お堂。

参拝。

弘法大師でしょうか?

寄進された詩。

詩、書、彫と

三人の合作です。

お堂全景。

今日の癒やし

虚空蔵神社駐車場の前には、

耳納山地から流れてくる川があります。

澄んだ水の流れを見ているだけで、

心癒されます。

そんな時、一羽の小鳥を発見。

黄色が入った鳥。

ブログを書きながら名前を調べると、

「キセキレイ」という、

鶺鴒(せきれい)の一種でした。

鶺鴒と言えば、

日本書紀の一説に

イザナギ・イザナミの夫婦神は、

子供の作り方を鶺鴒の後尾を見て

教えて貰ったと書かれています。

鶺鴒がいなければ、天照大神も生まれず、

今の天皇陛下もいなかったのかも?(笑)

何だか鶺鴒に出会える事自体、

とても縁起がいい事かも知れませんね!

今日のおまけ

車内で妻が、

鳥居を建てたらゴミの不法投棄が

少なくなったと話していたら、

いきなりいくつかのポイ捨て防止鳥居を発見。

その中でも虚空蔵神社の駐車場には、

かなりの力作が建てられていました!

神額には「轟自治会」の文字。

その下には、投げ捨て「禁」ポイ捨て。

これだけ自然が美しい川に向かって

ゴミを捨てる人を、

きっと虚空蔵菩薩さん達も見てるはず。

僕も気をつけます(笑)

 

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