2020/03/22

清瀧神社のスギ(熊本県南小国町)

 

スギ巡りの山歩き

山の麓にある地蔵堂から

左側に向かい、平地にある

「北条氏墓地のスギ」を見学、

その後、石段を登り

「満山神社のスギ」に出会い、

そこから200mほどまた山を登り、

金比羅スギを見た後、

今度は山の右側に向かい、

麓付近に降りて来ました。

要するに山の尾根を伝って

スギ巡りをしたという形で、

このようにある意味、

「超効率的な巨木巡り」(笑)が

出来るほど

満願寺境内のスギ群は

見落とせないものばかりなのです。

そのフィナーレを飾るのが、

山裾に鎮座する清龍神社の

すぐ横にそびえるスギ群です。

清瀧神社へ

金比羅スギを頂点として、

ここからひたすら山を下ります。

八十八ヶ所巡りの石仏が、

頻繁に現れるのですが、

全部を撮影していたらキリが無いので、

かなり「割愛」(笑)しております。

不動明王。

そんなに信心深くもないので(汗)

いちいち参拝はしていません。

穏やかな優しいお顔が印象的な、

文化十三年(1816年)の石仏。

200年以上もここで

座禅を組まれているのでしょう・・・

森の中には僕たち2人だけ・・・

遭難したら見つからないかも?

十二番札所。

清瀧神社

山裾近くにおりてくると

清瀧神社の御社殿が見えて来ます。

石仏と神社。

ここのスギもなかなか立派で、

樹齢は300年前後でしょうか。

「清龍権現社」の文字が、

江戸時代の神仏習合を

思い起こさせてくれます。

「権現」とは「仮に現れる」という意味で、

仏教の仏や菩薩などが、

仮に姿を変えて日本の神様として

現れるという考え方なので、

神仏分離では不適切とされ

明治初期には多くの神社が、

その名を変えています。

このスギ群も神社の外側に向かって

多くの枝が伸びていますね。

神社にはそんな「気」が流れているのかも。

清瀧神社のスギ、遠景。

周囲もスギばかりなので、

見分けがつきませんね(笑)

さらに下ると、地蔵堂の右脇にでます。

終点・・・というか、

出発点に戻ったというわけで、

これにて、

満願寺周辺のスギ散策は完了です。

今日の気になるもの

地蔵堂前の広場右側に

ひとまとめにされた石塔などが

気になりました。

散乱?している五輪塔、石祠、

石仏、などなど・・・

廃仏毀釈の名残なのかな?

 

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