蠶養國神社(会津若松市)

 

漢字

蚕養國神社、蠶養國神社、蝅養國神社など

複数の記述がある

「こがいくにじんじゃ」。

この文章でどれを使うか

ちょっと迷いました・・・

町名や通称で使われている

「蚕養」にしようかとも考えましたが、

やはりここは神社さんの

サイトに使われた文字に敬意をはらい

「蠶養國神社」を使うことにします。

蚕養町こがいまち

チェックアウト前、

荷物は部屋に置いたままで、

早朝6時30分に行動開始。

宿泊した

会津若松ワシントンホテルの住所は、

白虎町びゃっこまち」、

そのお隣の「蚕養町」に鎮座するのが、

「蠶養國神社」です。

もちろん、ご近所なので、

歩いて行けるし、

町の散策も楽しめます。

白虎通りを東へ。

「蚕養町」に入りました!

しかも

「白虎歯科クリニック」なんて、

僕たちの琴線を

思い切りかき鳴らしてくれますね(笑)

参道

神社横からの入り口に到着。

「旧蚕養口」。

昔は重要な街道が

神社の前を通っていたので、

このような名前が付いたと

書かれています。

この後、正面に回り参拝開始。

神橋。

一の鳥居(多分)

神額には「蠶養宮」の文字。

鳥居右下の案内。

御祭神は、

保食うけもち大神、天照大神、稚産霊わくむすび大神。

そして、

玉垣内に気になるものが・・・

石臼でもないし、

こんなものが、

ここに安置された理由は

いったい何なのでしょう?

こちらは参道脇の案内。

超訳すると、以下になります。

「日本一社にして、延喜式内社。

兵火により荒廃した社殿を

保科正之候が復興、

その後、火事により焼失したが、

文政二年松平容敬により再建された。」

手水舎。

何となく

江戸時代っぽい

手水鉢だなと思いつつ

近づくと・・・

お〜これは古い!

「延寳二甲寅年」の寄進です。

西暦では1674年、

将軍、家綱の時代から

350年の長期に渡って

現役を勤められております!

この手水鉢に出会えただけで、

すでに長寿のご利益を

頂けたような気分は言い過ぎかな?(笑)

手水鉢には、

盃状穴らしきものもありますね!

清浄な水と柄杓で、お手水完了。

安政二年寄進の石灯籠。

手水鉢を見たばかりなので、

170年前だと最近に感じます(笑)

拝殿手前の「峰張桜みねはりざくら」。

かなりの古木です。

案内によると

「樹齢は1000年。

寛弘七年(1010)

県令石部少将道秀、

堂家在京太夫憲昭等が尽力して

社殿を創設した時に、

このサクラが

植えられたと伝えられている。

大正九年八月、大正天皇の后。

貞明皇后が当社を参詣の際に

峰張ザクラに関心をよせられ、

穂木を採取、皇居紅葉山にある

御養蚕所の近くに植樹されている。」

このように書かれています。

空洞が見えるアングル。

これでも花を咲かせるなんて、

凄い生命力ですね!

古い手水鉢といい、桜といい、

蠶養國神社の境内に立つだけで、

素晴らしいパワーをいただけます!

散ってはいましたが、

峰張桜の花びらを見ることは

できましたよ(笑)

御社殿

見所がたくさんで、

なかなか前に進めませんでしたが、

何とか(笑)御社殿前に到着。

拝殿へ。

参拝。

お蚕様の神社らしく、

左側には繭が奉納されています。

他にもこんな繭で作ったものが

奉納されています。

太鼓橋。

ここをくぐると、

本殿に近づけますが、

本殿に行くのに、

もっといい場所を見つけたので、

そちらから参拝することに。

裏参道入り口。

本殿へ。

ご神紋は松平家の三つ葉葵。

本殿に参拝。

拝殿前でツーショット完了。

次に拝殿横のご社殿群へ。

神様はわからないけど参拝。

こちらは境内社なのか、

その他のものかはわかりませんが、

ここは春なのに紅葉が綺麗です。

古峯神社。

遥拝所でしょうか?

神楽殿。

廻縁の配置が

空中回廊みたいでお洒落ですね!

境内社に参拝。

稲荷社。

これで、

蠶養國神社の参拝は完了です。

 

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