金刀比羅宮(香川県)その6神椿へ

 

考えてみると・・・

金比羅宮の石段の数が、

奥社までで、1368段、

しかし、これは片道です。

往復だと、その倍の

2736段にプラスして、

スロープが沢山(笑)

考えてみると、これだけ歩かないと

起点には戻れないのです・・・。

奥社に行く途中、

上から形相を変えて、

駆け下りていく人を

何人も見ましたが、

「こんなに時間がかかるとは

思わなかった!

電車に間に合わない!」

そんな焦りからの

駆け足だった気がします。

そう言えば、往復する場合の時間、

どこにも書かれていなかったような?

あったかも知れませんが、

僕は完璧に見落としていますね(汗)

御本宮通過

奥社参拝を終えた僕たちは、もう腹ペコ。

まずは、参道途中にあるレストラン、

資生堂パーラー「神椿」を目指します。

御本宮境内まで下りて来ました。

クスノキに見入っている女子旅二人。

何かあるのか気になって思わず撮影。

帰りは「下向道」と名付けられた、

専用の石段で降ります。

前のカップル、

奥社に行くかどうか迷って、

結局は行かず、下っていました。

楽しいデートが目的ならば、

それが大正解です(笑)

下向道途中の境内社、

山の神様、大山祇神社。

旭社通過

少し行くと、旭社の横手に出ます。

何度見ても、この建物は凄い・・。

祓戸社を通過、

次の階段を降りると、

飯が食えます(笑)

資生堂パーラー神椿

金比羅宮が、

西日本唯一の

資生堂パーラを有する事を

知っていましたが、

実際に食事をするとなると、

ランチプレートでも

2800円という高い壁が(笑)

ところが・・・

事前情報とは裏腹に、

この日は予想外、メニュー外の

「神椿の洋食弁当」1800円を

カフェで提供してくれるという

僕たちにとっては「神対応」の食事が

準備されているではありませんか!

実は、僕たちが、参拝に向かう途中、

神椿のスタッフさんに声をかけられ、

ひまわりの種を貰い、

「ヤマガラ体験」を

させて貰っていたのです。

野生のヤマガラが手のひらに乗るなんて、

考えもつかず、超感動で、

こんなおもてなしをしてくれる

スタッフさんがいるこのお店で、

お昼を食べたいという気持ちに

なっていたのは、

紛れもない事実です。

階下のカフェへ。

意外とシンプルな入り口。

二面ガラス張りの明るい店内。

もちろん、例の物(笑)を頼んで、

待つこと10分位。

キター!

海老はぷりっぷり、

おかずのバリエーションも豊か、

色彩も綺麗で、美味しいし、

大満足の昼食タイムでした。

帰りの参道

下りはやはり楽です(笑)

スイスイと

大門手前まで下りてきました。

さらに下へ。

参拝に向かうときは

シャッターが閉まっていた店も

開店していて、

アーケード状の

収納可能な屋根も

装備完了しています。

遂に最後の一段。

これで、2736段制覇完了!

釜あげきなこだんご

達成感に喜び合いながら

歩いていると、

どうしても両脇のお店が

気になります。

さっき食事をしたというのに、

僕のお腹は「スイーツ」を

求め始めています(笑)

そして、立ち寄ったのがこちら。

「中野うどん学校」。

その店頭で売られているのが、

めっちゃ美味しそうな

「釜あげきなこだんご」。

購入中の妻。

和三盆(砂糖)入の

きなこだんご、美味かった~!

琴平駅へ

食事とデザートで、

身も心も満足した後、

琴平駅を目指して歩いていると

妻がこんなお店を発見。

暖簾が熨斗になっていますよ!

これを見ただけでも

このお店が素敵なセンスを

お持ちだということが分かりますね。

そして、次に見つけたのが、

こちらの案内版です。

新町の鳥居。

安政二年(1855年)建立で、

「笠木の裏側に

剣先型の彫り込みが見え、

不動明王の種子と願文が彫られている。

それは建造物に見られる棟札を

意図したのかもしれない」

このように書かれていますが、

これは見落としていました(汗)

こちらがその鳥居。

鳥居の柱を玉垣で防護し、

大切にされています。

古い鳥居でも車の衝突で

残念ながら倒壊してしまったものは、

全国にいくつもありますから、

この対策はグッジョブです!

琴平駅に到着、

ここからお隣の善通寺に移動です。

今日の郷愁

僕たちが金比羅宮を参拝した日の

2ヶ月程前、

金比羅名物でもあった

麓から大門まで登る「石段かご」が

50年の歴史に幕を下ろしました・・・。

需要が減った事と、担ぎ手の高齢化が

要因のようですが、

500段まで行ける道路が出来たのも

関係はあったでしょう。

そんな籠の全盛期を

思い起こさせてくれるマンホール蓋に

郷愁を感じてしまいます。

マンホール蓋さん、

金比羅宮の古き良き伝統、

ずっと伝えてくださいね。

 

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