黒山八幡宮(山口県山口市)

 

会わなくても分かる

旅をしていると

色んな思いが湧いて来ます。

神社に参拝しても

それぞれ個性があり

それぞれの良さを感じます。

そして、

神職さんが常駐していない神社でも

神社そのものや

境内の雰囲気、掲示物などで、

なんとなくその主である

宮司さんの人柄がわかります。

そんな、人がいなくても

「素敵な人」を

感じることが出来る神社は

やはり素晴らしい神社だと思うのです。

大きくて、有名な神社も

それは楽しいし、見栄えもいいし、

写真映えもしますが、

人が素晴らしい神社は

また格別な気持ちになれ、

明日への活力が湧いてきます。

黒山八幡宮へ

神社の近くまでカーナビが誘導、

しかし、近くになって迷い、

近くの小学校へ入ってしまいました。

ここで、地元の方らしき女性に聞き、

無事黒山八幡宮に到着。

今は参道として使われていない

一の鳥居付近です。

ここには井戸らしきものもあります。

一の鳥居から一直線に

300mほど行くと本殿ですが、

ここから歩いて参拝する人は

いないでしょう(笑)

駐車場は、

参道を200mほど行った

右側にあります。

この参道ではこんなものを発見!

へ〜ここは大村益次郎の

誕生の地だったのか〜!

幟の効果は絶大ですね。

鋳銭司と書いて「すぜんじ」と読みます。

このあたり、

昔は鋳銭司村という名前でしたが、

今は山口市に編入されています。

旅することは出会うこと。

今回も何かある予感がします(笑)

境内の前にあった宮司さんの書。

素晴らしい文字ですね!

二の鳥居。

神額は、自然石を切り出したもので、

他に類を見ない独創的なデザインです。

ご由緒。

鋳銭司(じゅせんし)とは奈良時代、

銭貨鋳造を司った場所の事。

このあたりで銭貨鋳造が、

行なわれていたようです。

地名の読み方とは違いますが、

やはり鋳銭司(じゅせんし)があったから

鋳銭司(すぜんじ)村だったのでしょう。

閑静な境内。

なんだか、お城の二の丸の先に

石垣が積まれて、本丸に至る感じです。

手水舎かと思ったら、

水ではなく木でした。

倒木の切り株一つを

こんなに大切にしている宮司さん、

先ほどの書も素晴らしかったし、

どんな方なのでしょうか…

人に緊張する僕なので、

お会いしてみたいとは思いませんが、

調べてみたい気がしました(笑)

こちらが倒木の跡。

注連縄もそのまま残されています…

背後の鐘撞堂(かねつきどう)は、

江戸時代からのものだそうで、

鐘は戦時供出で無くなっています。

灯篭も江戸時代の建立。

石垣の前には、

こんな記念碑もあります。

ここから楼拝殿に向かいます。

ここは、正真正銘、

楼門に板を敷いて、

拝殿と共用するデザインの

山口名物「楼拝殿」でした。

こちらは本物の(笑)手水舎。

歴史を感じさせる手水鉢や

素朴な竹の柄杓も、

情緒があって素敵です。

鉢の裏側を見ると

文化十二年(西暦1815年)の文字が、

刻まれていました。

すでに200年以上も経っていますね。

整然と並べられた竹の柄杓。

古いものを大切にし、

飾り物ではなく、

今もなお現役の手水鉢として

使っている宮司さんの心意気

素敵ですね。

社殿の前にも左右に灯篭があります。

灯篭には安政の文字があるので、

江戸末期の寄進でしょう。

楼拝殿にて参拝。

鋳銭司らしいお菓子屋さんの名前。

「銭の菓子本舗」に注目。

コインの形したお菓子でも

売っているのかな?

楼拝殿の奥には、

「敬神」と書かれた、

木彫りの神額があり

拝殿の木目やデザインに溶け込んで

何か魅かれます。

そして、

参拝を終えた僕が大注目したのが

こちらです。

基礎部分の石。

社殿の礎石全てが

デザインされた石なのです。

この石で社殿の重みを支えているとは、

江戸時代の技術、なかなか精巧です。

左から楼拝殿、幣殿、本殿。

どうしても礎石に目が行きます(笑)

そして、幣殿の屋根瓦には

石州(せきしゅう)瓦の

黒バージョンかと思うような

光沢が美しいものが使われています。

本殿。

その後境内を散策。

山口の神社はこのガメ(亀)も

名物といっていいでしょう。

かなり多くの神社でみかけます。

ただ、これは全国各地にあるので、

山口オリジナルではありません。

横からも撮影。

神輿蔵。

シックでいい色合いです。

忠霊塔。

石碑(何かは不明)

「征清之役記念碑」

恐らく、日清戦争での

勝利を記念したものでしょう。

最後にツーショットで参拝は完了。

僕たちが黒山神社に到着したとき、

沢山の氏子さんたちが、

境内を掃除していました。

何だか、僕たちが参拝する前に

綺麗に掃除してもらったみたいで、

ちょっと恐縮しましたが、

この神社が地域の方々に

とても愛されている事が

実感出来たのは、ラッキーでした。

 

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