纏向(まきむく)遺跡~エピローグ(2018年奈良の旅)
卑弥呼がいた場所?
僕たちが偶然行った、相撲発祥の地は、
九州と並び邪馬台国の
近畿地方有力候補地、
纏向遺跡でもありました。
神社検定の教科書でこの日本最古の
古墳群がある纏向遺跡を知り、
それ以来ずっと気になっていた遺跡ですが、
限られた時間で神社を中心に巡る
今回の奈良の旅では「完全スルー」の予定で、
全く旅計画に無かった場所です。
このあたりは、
第十代崇神天皇や第十一代垂仁天皇
第十二代景行天皇などが
営んだ宮があった地域と重なります。
纏向遺跡の名前は「纏向村」に由来し、
その村名は、垂仁天皇の「纏向珠城宮」
(まきむくたまきのみや)と
景行天皇の「纏向日代宮」
(まきむくひしろのみや)より
名付けられたといわれていて、
その真っ只中にいつの間にか
僕たちは入り込んでいたのです!
纏向遺跡へ
「遺跡へ」と書きましたが、
そこへ向かう目的ではなく
行った場所が、
たまたま纏向遺跡だったというもので、
僕の意志と行動がシンクロして
「その地に立った」というのが
正しい言い方かも知れません。
垂仁天皇の「纏向珠城宮」と同じ
「珠城」の名がつく古墳群もあります。
ただ時間が無かったので、
散策はしていません。
景行天皇の「纏向日代宮」の伝承地!
ゆっくりと展望出来るように
専用スペースには切り株型の椅子も
用意されています。
凄いものとの偶然の出会いは、
かなり興奮しますが、
妻は冷静に車で待っていました(笑)
案内には景行天皇の子供である
倭健命(ヤマトタケルノミコト)の活躍と
死に際して詠んだ望郷の和歌が書いてあります。
纏向遺跡の想像図。
やはりこんな絵があれば、
より興味が湧いてきますね!
次回はゆっくり散策したいものです。
大阪へ
いつものように思わぬ出会いだらけで、
予定以上に時間を費やしたことと
予想外の大渋滞で、
奈良駅でのレンタカー返却時間には
少し間に合わなく、少し焦りましたが、
追加料金もなく(笑)助かりました。
奈良駅から無事大阪行きの
大和路快速に乗り、新大阪駅には
予定通りの時間に到着しました。
やはり新大阪駅は人がいっぱいです。
奈良は一部を除いて、人も少なく、
なんか別世界に来た感じがしますね。
ここで、新幹線の車内で食べる
夕食をセブンイレブンで調達し、
そして、僕たち自身へのお土産(笑)も
追加で購入して乗車準備は万端です。
新大阪発、20:30
ひかり443号が僕たちがチャーターした、
いえ、乗せていただく(笑)新幹線。
こちらは700系の最後尾。
赤いテールランプで、
こちら側が後ろだと分かりますね。
鉄道マニアのサイトによれば、
E15編成は2001年から
使われている車両のようですから
御年17歳くらい、
人間の年齢で言えば、60歳くらいでしょうか?
僕と同じくらいの歳ですね(笑)
おじいちゃん、頑張って博多までよろしくね!
自分たちへのお土産
いつも旅費だけの
「ギリギリ旅」な僕たちなので、
なかなかお土産は買えません。
しかし、今回は奮発しました!
自分たちの為だけに(笑)
奈良みやげの「とち餅」
奈良は葛が有名だそうです。
大阪みやげの
「CRATZ串カツ味」
近畿限定と書いてありますが、
串カツ=大阪ですよね。
京都みやげ?
いや、新大阪駅に売っているので、
つい買ってしまいました(笑)
定番の生八ツ橋は、僕たちの大好物。
さあ、これで旅の後も楽しめるそ!!