2017/12/24

松井神社(熊本県八代市)

 

城跡の神社

江戸から明治になり全国のお城は、一部残存したものを除いて、

陸軍の管轄(駐屯地)になったり民間に払い下げられたりして

遺構もあまり残っていないお城がほとんどかもしれません。

その中で、お城跡に神社が建立されたものがあり、

特に戦国時代の有名な武将は「神」として祀られています。

松井神社へ

熊本と言えば熊本城、熊本城と言えば加藤清正、

その加藤清正もやはり熊本城跡に建てられた

「加藤神社」に祀られています。

その加藤家の支城であった八代城跡には八代宮が建てられました。

ここには八代城とも加藤清正とも無関係な神様の神社ですが、

その八代城の本丸の北、「北の丸」と呼ばれる地に、

細川家の筆頭家老だった松井家の初代、松井康之と

加藤家改易(取り潰し)後、八代城の城代となった

その子興長を祭神としています。

やはり、加藤家が改易となり、肥後の殿様が細川家になったあとも

加藤清正や加藤家に対しては特別な感情があったのでしょうか。

普通なら、八代城跡に松井神社が建てられそうなものですが…

「城代」であって藩主とか城主の地位でなかったのも

関係しているのでしょうか…

神社やお城に行くと沼にはまってしまうほど深く考えてしまいますが、

僕の妻にこんなことを話しても恐らく「ふ〜ん」で即終了します(笑)

本丸(天守)と堀を挟んだ向かい側に鎮座する松井神社。

鎮座地は、もともと藩主加藤家、その後の細川家の庭園であったものを

八代城、城代の松井家も引き継ぎ整備して行った場所です。

もともと庭園なので、境内の雰囲気は緑や池に囲まれて

素晴らしいものになっています。

いつごろ造られたのかは分かりませんが、

手水鉢は一枚岩で、魅力的な造形美ですね。

本殿は、大きく立派です。

拝殿から八代城側の入り口方向を撮影。

一の鳥居付近からは八代城の天守台も見えています。

ここに祭られている二人の神様がいつでもお城を見られるように

この場所に参道を造ったのでしょう(あくまでも推測)。

僕たちもお城を見ながら神社を背景にツーショット。

今日の発見

ちょっとわかりにくい場所に案内がありましたが、

松井神社の八代城側の側面の歩道の下には

このような井戸があったそうです。

今は埋め戻して保存しているそうです。

歩道に井戸の形を描いて、

「ここには江戸時代の井戸がありました」

なんてするともっと多くの人が気づくでしょうね。

 

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