三原城(2019年福山の旅)
30分の有効活用事例
今回は福山市内を巡る旅なので、
福岡(博多)から福山に直接
行くのが効率的にはベターなのは
間違いありません。
しかし、僕たちが利用した
50歳以上限定割引きっぷは、
博多~福山間という設定がなく、
その一つ博多寄りの
新尾道までが対象となっていますが、
従来線への乗り継ぎを考えれば、
そのまた一つ手前の三原までとなります。
三原からそのまま新幹線に乗って
福山までいけば22分のところ
三原駅下車で30分間の
従来線への乗り継ぎ時間を入れても
約1時間ほどで、大した差でもなくなります。
その上、30分あれば、20分くらいは
三原城の散策までが出来るという
乗り継ぎ時間が至福の時に変わる
カラクリまであるのです!
もちろんお城好きの僕が、
この時間を利用しない手はありません。
というわけで、
人生の中の30分間を
人生最大と言っても良いほどの(笑)
有効活用が出来た三原駅なのでした。
三原城
三原駅に到着すると
上りのホームからはこんな景色が見えます。
三原城の天守台。
三原駅は三原城の上に
作られているので、
こんな写真も三原駅からは撮れます。
三原城天守台&新幹線500系V9編成。
駅構内、天守台への踊り場には
三原城の絵もあります。
この日は神明市というものが
あっていて、お城の周辺には
たくさんの屋台が並んでいました。
駅の高架下の現存石垣と
その向こうは天守台の石垣。
お堀にはブランド錦鯉が泳いでいます。
石垣の案内。
隆景広場と名付けられています。
原爆死没者慰霊碑もあります。
西国街道の石列の説明。
武家屋敷跡で見つかった石列の説明。
三原城には、案内や説明が
各所にあって、かなり親切です。
天守台のうつりかわり。
明治時代には堀も埋め立てられ
お城は荒れ果てていたようです。
駅が出来た事で逆に注目され、
そして、平成のお城ブームで、
案内板などの整備もされたのでしょう。
天守台と三原駅。
推定復元された後藤門の石垣。
天守台からズームで撮影した
後藤門の石垣。
快晴に映える天守台。
ここにも天守台の古写真が。
小早川隆景が、
三原城を築城したのにちなんで、
「小早川氏城跡」とう名前が付いていました。
乗り継ぎ時間が刻一刻と迫って来て、
ゆっくりは出来ないのですが、
天気の良さにも誘われて、
思わず天守台の写真を何枚も
撮影しまいます(笑)
案内によると
ここが公園化されたのは、
わずか数年前の事でした。
やはりお城は、経済効果を
もたらすとの考えと、
遺構を大切に保存するとの思惑が
一致した素敵な結果ですね!
「やっさだるマン」って誰でしょう?
三原のキャラクターなのか。
ここからの景色も素敵です。
天守台西側から撮影。
やはりこれも必要(笑)
案内板。
高架下の石垣。
櫓ではなく新幹線を支えるとは、
石垣もビックリしているでしょう(笑)
駅は石垣の中です!
天守台の上には僕一人、
駆け足で上りました。
もう時間が無い!(笑)
天守台広場。
新幹線ホーム。
新旧構造物コラボ写真です。
最後に後藤門の石垣を撮影して、
三原城の散策は強制終了!
ここからホームまではダッシュ(汗)
なんとか予定の列車に乗れましたとさ(笑)