那比新宮神社(岐阜県郡上市)前編

 

どこに行かないか

郡上市とその周辺には、

参拝したい魅力的な神社が満載で、

限られた時間の中、

「どこに行かないか」を決めるのに

一苦労でした(笑)

元々は、白山信仰における

美濃國(岐阜)側の登山口、

長瀧白山神社を考えていましたが、

最終的には、

神社検定のテキストで知り、

ここ数年ずっと気になっていた

神仏習合が残る那比新宮なびしんぐう神社と

その近くに鎮座する、

星宮ほしのみや神社に決定。

長瀧白山神社は、

次回に持ち越しです(笑)

高賀六社めぐり

那比新宮神社の駐車場の片隅で

こんな案内を見つけました。

「高賀六社めぐり案内図」

那比新宮神社と星宮神社を含め、

全六社を巡るコースです。

先人たちの参拝記録などを読むと、

みんな捨てがたい神社ばかりで、

また新たな野望が

芽生えてしまいそうですよ(笑)

参道

郡上八幡城からナビで、

ナビ新宮神社へ(笑)

新宮川に架かる金剛橋。

名前からして、

既に神仏習合だ〜(笑)

駐車場に到着。

春なのに紅葉?

社頭からいい雰囲気!

鳥居も渋いな〜!

樹齢数百年クラスの杉もたまらん(笑)

「國寳 懸佛かけぼとけ二百四十七面」

戦前の國寳ですから

現在の重要文化財に当たりますが、

神仏習合の象徴的な懸佛が

こんなに残っているなんて、

稀有なことでしょう。

明治政府が出した

神仏分離の方針に逆らって、

神仏習合を守り通した

当時の神社関係者や地元住民の方々は、

偉いとか、凄いを通り越し、

神々しくも感じられますよ!

杉の間の細道も素敵だ〜!

苔&杉で心身ともに癒されます。

手水舎。

御社殿

贅沢にも静寂な境内には

僕たち二人だけ。

貸切状態なんですね(笑)

拝殿へ。

狛犬(阿形)。

吽形。

拝殿。

背後の本殿にそびえ立つ

大杉の存在感に圧倒されます。

社叢に溶け込んでいる

素朴な造りの拝殿。

御神体である虚空蔵菩薩様に参拝。

本殿へ。

本殿の神門。

神仏習合感をさらに

醸し出している梵鐘。

本殿前の大杉の根っこ。

この苔もたまらんな〜!

本殿正面。

ここで左右に木造狛犬を発見。

阿形。

吽形。

こんな趣のある狛犬を

見せていただけるとは、

虚空蔵菩薩様、

本当にありがとう!

本殿左斜めから。

経年変化した木目、大杉の苔、

いや〜何から何まで渋い!

渋いついでに渋〜い二人(笑)

そしてこの後、思わぬ出会いが・・・

(後編へ続く)

 

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