長野縣護國神社(長野県松本市)
心地よい神社
神社を訪れるたびに思うのが、
規模の大小に関わらず、
崇敬され繁栄する神社とは、
神様と人の橋渡し役である
宮司さんはじめ神社に携わる方々が、
優しく親切な神社だということです。
そう感じない神社が、決して崇敬されず、
繁栄していないという訳ではありませんが、
僕たちにとっての「心地よい神社」は、
やはり上記の優しさを感じる神社です。
長野縣護國神社はまさにそんな
心地よいお社(やしろ)でした。
社頭より
信州まつもと空港から
最初に目指したのが、
ここ長野縣護國神社です。
朝8時前、福岡にいた僕たちが、
2時間半後の10時半には、
千キロほど離れた、
長野縣護國神社の社頭に立っているとは、
文明の利器(笑)というのは、
やはり凄いです。
参道横の慰霊碑。
拓魂の碑。
二の鳥居
少し行くと、
木々の向こうに鳥居が見えてきます。
掃き清められ、
何とも言えない清々しさを感じます。
凛とした空気感。
動画でも撮影。
手水舎
まずは、お手水から。
切妻屋根の外観が渋くていいな~
なんて思いながら手水鉢に近づくと、
さらに「いいな~」が待っていました!
水中にはあじさいの花。
美しい花手水のお迎えで、
僕たちの心をワシづかみです(笑)
硫黄島からの電報
手水舎後ろの掲示物に気が付き、
近づいてみると・・・
何やら手紙らしきものが
貼ってあります・・・。
あ~これは・・・・
長野県松代市生まれで、
硫黄島の指揮官として亡くなられた
栗林中将(戦死後大将)の
最後電です・・・
戦争末期、硫黄島でのご英霊たちの
死を賭しての猛烈な反撃は、
今の日本の安全保障にも
繋がっているでしょう・・・。
もちろん、栗林中将は、
「栗林忠道命」として、
御祭神の一柱となられています。
御社殿へ
鳥居の左右には、
燈籠・狛犬・松の木が
ワンセットになって立っています。
右側。
左側。
こちらの松の木の形、
なかなか良いですね!
ようやく拝殿へ向かいます。
神聖そのもの・・・
拝殿。
参拝。
丑年の絵馬。
妻は敬礼ポーズ。
御朱印
御朱印の受付は、
参道左側の社務所でされています。
入母屋破風の立派な社務所。
外観は、ご神殿と言ってもよいでしょう。
御朱印をお願いすると、
「こちらでお待ちください」
そう言って涼しい部屋に通されました。
こんなおもてなし、
なかなか珍しいことで、
二人して感動です(笑)
御朱印も達筆!
さざれ石
本殿参拝後、
少し周囲を散策。
さざれ石。
神社などで見かける
さざれ石の多くは、
岐阜県伊吹山のものが多いですが、
ここもその例にもれず伊吹山産です。
あゝ特攻
この「あゝ特攻」の碑は、
全国の護國神社に建立されているようで、
ここ長野縣護國神社にもあります。
参拝。
今日の癒やし
御社殿前の境内の森で、
こんな風景に癒やされました。
何だかリゾート地に来たみたい?
護國神社の参道脇に、
こんな寛ぎの空間を設けられていて、
これぞ本当の
オ・モ・テ・ナ・シ(笑)かな?