能古島(福岡市)也良崎万葉歌碑
誕生日と同じ
妻は頻繁に不思議な出来事に遭遇します。
他人に話しても
到底信じて貰えない事ばかりなので、
基本、二人だけの共有ですが、
今回は「証拠」(笑)があるので、
ちょっと紹介してみます。
渡船場の前を通りかかった時、
妻が見つけたがこのナンバーです。
「922」・・・
妻の誕生日も9月22日。
これ見て、
「めっちゃ幸先良いね〜!!」と
僕たちのテンションは爆上げ。
「単なる偶然」と一笑に付すよりも
何事も自分の喜びとする方が、
人生は楽しくなりますからね。
但し、妻の遭遇する
「不思議な出来事レベル」で言えば、
これは普通レベルです(笑)
お出迎え
「922」に遭遇直後、
能古島の講演に招待いただいた
昔のFB友人K氏の乗ったフェリーを
埠頭まで出迎える事に。
風雲急を告げる的な絵柄から〜の
青空の下、フェリー入港。
目まぐるしく変わる
この日のお天気を象徴する一場面です。
動画を撮影している僕を見つけ、
船から子供達が手を振ってくれたのですが、
iPhoneを海に落としたら
もう泣くしかないので、
ひたすら無視・・・
ごめんね!子供達!
無事着岸。
バス移動
港でK氏と再会というか、
リアルでは初底面を果たし、
共通の友人のP氏と
参加者の皆様と共に
アイランドパーク行きのバス停へ。
小さな島ですが、
フルサイズのバスが運行されています。
その意味はすぐに身を持って
理解できる事に(笑)
満員に近いほどになっています!
これには妻もびっくり!
実はこれ、ほんの序の口で、
時間によっては、
バスが増便されることもあるんですね。
恐るべし能古島。
終点アイランドパークに到着。
バスの乗客ほぼ全員が、
アイランドパークへ入園する中、
僕たちだけは別行動です。
也良の崎万葉歌碑
ここからが冒険の始まり(笑)
K氏の案内を熱心に聞く参加者。
撮影してくれたのはP氏。
本名はF氏なんですが、
K氏ともども愛情を込めて(笑)
P氏と呼んでいます。
K氏制作の予定地図。
ますは島の北端を目指します。
「Villa防人」を通過。
防人の歌碑へ行く途中、
早くも防人に遭遇した気分?(笑)
途中見つけた特異な形の木。
也良の崎万葉歌碑に到着。
K氏の説明を聞くご一行様。
みかん畑の先に、
志賀島が見える
そんなロケーションです。
歌碑と案内。
「沖つ鳥 鴨とふ小舟の
還り来ば 也良の崎守 早く告げこそ」
案内には、
「山上憶良の作とも言われています。
「也良の防人よ、私の夫の荒雄の船が
無事に帰ってきたならば、
早く教えて下さい」と、
船出して帰らぬ人となった夫を
恋い慕う妻子の悲しみが詠まれています」
このように記されています。
以前、熊本県の古代山城、
「鞠智(きくち)城」で知ったのが、
唐・新羅との戦いで、
西日本の兵士は疲れ果て
(死傷者が多かった?)、
使い物にならなくなった事で、
防人の多くは関東など
東日本の農村から徴発され、
往復の旅費も武器も自腹、
しかも税金は免除されないという
過酷なものだった事です。
防人の数だけ
悲しい出来事があったからこそ、
和歌にも多く詠まれたのかも
知れませんね・・・
そしてこの後、
ご一行様はUターンして、
次なる目的地、
檀一雄「もがり笛」句碑へと向かいます。
(続く)