老の山公園(山口県下関市)
色んな顔がある下関
僕らが住んでいる福岡県と
関門海峡を境にある山口県の下関市は、
近くなのに、九州の空気とは違う世界を
お手軽に楽しめる特典が付いています。
その一つは言葉。
九州地方の共通した方言とは、
あきらかに違います。
僕が好きな「ぶち」も聞けますし(笑)
「ぶち」=「とっても」という意味で、
下関まで伝播したのは最近らしいです。
そして、JRも、JR西日本の管轄で、
下関駅に停車している、
全身黄色の列車を見ると、
あ~海峡越えたな~という気持ちになれます。
九州で、原色だけの車両は見かけませんから。
お隣なのに異国情緒?ただよう
下関は何度行っても新しい面が見られ、
ここに書いている3年前の旅では、
初めて「彦島」に歩いて渡るという
離れ業を成し遂げました・・・
橋がありますから当然ですね(笑)
ちなみに彦島出身の有名人は、
ロンブーの田村淳です。
老の山公園へ
JRの旅では乗り換えで
何度も使っている下関駅ですが、
西口から駅を出たのは初めてです。
海峡タワー方面のメインゲートである
東口に比べると、こじんまりした西口。
駅前も小さなタクシー乗り場があるだけで、
裏口感を満喫できます。
ここから徒歩で、山あいの
老の山公園へと向かいます。
本土と彦島の間には、パナマ運河と同じ、
水位を調節して航行する
「閘門」(こうもん)が設置されていて、
近代土木遺産となっています。
閘門。
この門には、歩行者が横切れるように
歩行者専用通路があります。
閘門の中程から撮影。
確かにミニパナマ運河ですね!
何と、ここには昭和天皇、皇后両陛下の
行幸までもがあっていました。
ここで係員の説明を受けた天皇陛下が、
「あっ、そう」と言われた光景が
目に浮かびます。
案内。
これは車用か~(笑)
公園へ抜ける途中の本村商店街。
ちょっと懐かしい風呂屋。
番台さんはこの正面の裏側に
座っているのでしょう・・・。
下関駅から歩くこと45分、
老の山公園に到着です。
謎の出入り口。
今も謎です・・・
駐車場。
今回は利用しませんが。
いきなりの絶景。
関門大橋や、海峡タワーも見えていますね。
ズームでも撮影。
日本海側。
こちらも素晴らしい景色です。
同じような写真(笑)
この後に訪問予定の
彦島八幡宮方面。
手前の堤防に囲まれた砂浜は、
夏は海水浴場になります。
草原。
ここで、面白いものを発見。
珍しい日時計の案内。
アナレンマさんが作ったのかと思ったら、
アナレンマとは、均時差によって
1年のうちに太陽の位置が
8の字型を描いて運動することだと
Wikipedia先生が教えてくれました。
月日によって、
立つ位置を変えて時刻を見るという
めっちゃ頭がいい人が考えた日時計です。
言われた通りにやってみたら、
腕時計の示す15時13分と
日時計の示す僕の影の
頭の部分は一致しています!!
凄いとしか言いようがありませんね。
そして、もっと凄いのは、
僕の手首の毛穴が汚い事(汗)
自分の手首アップの写真なんて、
初めて撮りましたが、
アップには耐えられない事が判明(笑)
改めて立ち位置を見つめてみますが、
原理は全く解らず・・・
公園には子どもたちが喜ぶものがたくさん、
そして、危険もいっぱいという案内。
公園風景。
ナイスビューパーク・風車
老の山公園の案内に、
風車の絵が描かれていたので、
行ってみました。
風車は、この案内の現在地のすぐ上です。
風車の案内。
案内に書いてある施設は稼働していなく
風車は回らず、風車内にも
入る事は出来ませんでしたが、
外観はホントに素晴らしいものがあります。
間違いなく、ナイスビュー!ですよ。
今日の癒やし
ふぐの顔のマンホールに癒やされました。
やはり下関といえば、「ふぐ」ですから!