須賀神社のオオクス(福岡県朝倉市甘木)
神社の売り
商売でもないのに「売り」とは
変かも知れませんが、
神社だって「商売」ですよ。
お金がないと神社は、
成り立ちませんから。
商売というと何だか
えげつない感じですが、
人を楽しませ、神様のご利益を受け
満足した上でいただくお金ならば、
それは神様も大いに支持することでしょう。
そんな「売り」がどの神社にも
何か一つはあります。
いや無い神社もあるかも(笑)
その神社の「売り」に対して、
僕が買いたい(行きたい)のは、
巨樹がある神社、
狛犬、鳥居や社殿など
歴史的な建造物がある神社、
それから
視覚的に素晴らしい神社、
この三つです。
買うと言ってもお賽銭と
御朱印を授与してもらうくらいの
微々たるお金ですが(汗)
今回参拝した須賀神社、
僕にとっては、
「巨樹」が買いの神社。
素晴らしいクスノキとの出会い
神様には本当に感謝です。
須賀神社へ
この日、筑紫神社に参拝した後、
すぐ近くにある九州歴史博物館に
行く予定でした。
しかし、妻情報によると
午後からは曇って来るというので、
ならば天気が関係ない室内は
後回しにして、青空とともに
撮影したいクスノキや神社を
優先することにしたのですが、
結果的にこれは大正解でした!
天気予報が好きな妻のお陰で、
僕が思ったとおりの
素敵な巨樹写真が撮影出来ました。
須賀神社へ
福岡県筑紫野市の筑紫神社から
甘木市の須賀神社までは、
車で30分くらいの距離です。
境内入り口。
須賀神社という名前だけあって
やはり主祭神は素戔嗚神ですね。
創建当初は、「大雄山祇園禅寺」
という名のお寺だったそうです。
境内入るとすぐにクスノキの巨木。
江戸時代までは「祇園社」
という名前です。
神仏分離令の後に、
全国にある多くの祇園社は、
須賀神社や八坂神社
そんな名前に変わりました。
でもここはお寺だったそうですが、
やはり神様優先で神社になったのかも
知れません。(調べていません)
同じクスノキの遠景です。
車と比べると大きさがわかりますね。
手水舎。
この神社の手水舎の柱は
かなり高い位置まで石を使っていて、
水がかかっても、
木製の柱が腐らないように
細やかで、お金をかけた
素晴らしい造りになっています。
これは何でしょう?
注連縄が張ってあるので、
気軽に触るのもはばかられますね。
こちらがメインのオオクスと
御神木に守られた拝殿。
まずは参拝。
拝殿、本殿とオオクス。
左が拝殿、真ん中の
廊下みたいなのが幣殿、
右が本殿。
真横からこんな写真が、
撮影出来るだけでも
ありがたい神社です。
オオクス中心に撮影。
この巨大さと、枝振りの素晴らしさ、
ジーンと来ました!
根元近くには、祇園の大樟(おおくす)の
石碑もあります。
大きさの比較。
根元には社もあります。
所々にも祠が点在します。
それにしても太くて存在感が
凄い巨樹ですね。
ここだけ見ると巨大なタコみたい(笑)
こちら側でも大きさの比較。
写真だけでは表せないので、
動画も撮影しました。
これだけの巨木なのに
樹勢があって、
まだまだ長生きしそうです。
「祇園社の大樟」の説明によると
「この樟は近くにある安長寺の樟と
夫婦樟であると
言い伝えられている」
こう書いてありますが、
事前に調べていたので、
この後は安長寺に向かう
予定にしている僕でした(笑)
巨樹に癒されたあとは、
境内社などを散策します。
本殿裏にある白壁の蔵。
昔のものが残っています。
境内社三社。
こちらも境内社。
そして、こちらも。
御祭神などは不明です。
須賀神社最大の境内社で、
神額には「西宮大神宮」と
書いてありますので、
天照大神を祀っているのでしょうか。
参拝。
これで、須賀神社の参拝は完了です…
でも何か足りないような…
あ〜忘れました〜!
ツーショットを撮るのを(笑)