おのころ島神社(淡路島)
目立つのは良いこと
おのころ島神社の象徴は、
何と行っても
巨大な赤い鳥居です。
僕は10年ほど前、
「いつかは行ってみたいな・・・」
なんて、思いながら
徳島に行く途中、
高速道路からこの鳥居を見ていました。
今回ようやく参拝出来たのは、
鳥居のお陰(笑)
目立つのは良いことですね。
大鳥居
参道は少し長いのですが、
いきなり大鳥居からスタートです。
おのころ島神社は、
南あわじ市の真ん中あたり。
まずは巨大な鳥居にご挨拶。
駐車場は道路を挟んだ向かい側です。
鳥居の高さ、21.7m、
妻の身長、1.59m(笑)
鳥居を少し入った
右寄りに見えているのが、
松葉が3つに分かれている
「三鈷の松」です。
「三鈷」とは、
石像などで弘法大師が持っている
密教法具の
「三鈷杵」から来ている言葉です。
弘法大師が留学先の唐の国から、
真言密教を広めるには
どこがいいかと日本に向かって
三鈷杵を投げたところ
高野山の松に引っかかり、
その松が現在も
「三鈷の松」と呼ばれています。
僕がこの云われを知ったのは、
僕の地元「古賀神社」の御神木である
同じ「三鈷の松」の案内でした。
大鳥居横の社務所。
参道
社務所で御朱印を
授与して頂いた後は御社殿へ。
「千度石」。
「百度石」は良くみかけますが、
千度石は、珍しいかも?
千回お参りして、
願いが成就した方が、
この石を奉納されたのでしょう・・・
手水舎。
清浄な水が湛えられた手水鉢と
柄杓を使ってのお手水、
見るだけでも、心落ち着きます。
社号標。
おのころ島神社の御朱印や
サイトなどには
「自凝島神社」と書かれていますが、
ここでは「磤馭慮島神社」と
日本書紀の漢字が使われています。
石段。
ここを登りきった右側にあるのが、
こちらの石です。
鶺鴒石。
紅白の縄と左側の手水鉢に注目。
手水鉢は寛延三年
(1750)の寄進です。
案内。
文章を書き出すと、
「鶺鴒(セキレイ)石
伊弉諾命(イザナギノミコト)・
伊弉册命(イザナミノミコト)は
この石の上につがいの鶺鴒が止まり、
夫婦の契りを交わしている姿を見て
夫婦の道を開かれ、
国産みをされたと言われています。
その鶺鴒の仕草は、
現在も神前結婚式での
三・三・九度の仕草に
受け継がれています。
縁結びの起源としても有名です。
是非、良縁をお結びください。」
このようになり、
続けて、
その人に応じた
縄の使い方が書かれています。
僕たちも
「男性が赤い縄、女性が白い縄を握り、
手を繋いで思いを込めてお祈りください。」
という案内の通り、やってみました(笑)
これで、今の絆がより深まるそうですよ!
御社殿
絆も深まったところで(笑)参拝へ。
拝殿。
御由緒と石碑。
御由緒については、
おのころ島神社のサイトの説明が
より分かりやすいので、
そちらをコピペします。
「当神社は、古代の御原入江の中にあって
伊弉諾命・伊弉冉命の
国生みの聖地と伝えられる丘にあり、
古くから「おのころ島」と
親しまれ崇敬されてきました。
古事記・日本書紀によれば
神代の昔国土創世の時、
二神は天の浮橋にお立ちになり、
天の沼矛を持って海原をかき回すに、
その矛より滴る潮が
おのずと凝り固まって島となる、
これが自凝島である。
二神はこの島に降り立たれ、
八尋殿(やひろでん)を建て
先ず淡路島を造り
次々と大八洲(おおやしま)を
拓かれたと記されています」
お参り順序。
順序に従い、
御社殿右側の御神木へ。
この中にあるようです・・・
かなり古そうな木で、
無数の賽銭が落ちています。
賽銭泥棒に間違われないか、
いきなり心配になってきました(汗)
サイトには、
「正殿の東側に何年前かと思われる
古い夫婦松(こえ松)の
御神木があります。」
このように書かれています。
御社殿左側へ。
本殿。
この奥に見えるのが境内社の
八百萬神社です。
参拝。
イザナギ・イザナミの御子神たちを
八百萬神として祭っています。
八百萬神社を横から撮影。
御朱印
カラフルな書き置きのものもありますが、
やはり御朱印帳に手書きがいいので、
そちらをお願いしました。
拝殿前で御朱印と略記を撮影。
そして、
同じく拝殿前で・・
ツーショット撮影(笑)
これにて参拝は完了です。
今日の美味しい
帰りがけ、
おのころ島神社の駐車場にある
野菜の無人販売所を
のぞいてみました。
いきなり笑わせてくれるのが、
「無人売販所」の表示。
ちょっとしたユーモアに拍手!
そして、
やはりメインは「たまねぎ」(笑)
料理しやすいという事もあって、
小粒なものを妻がチョイス。
これだけ入って、たったの100円。
しかも甘くてメッチャ美味しく、
やはり、
淡路島の玉葱はプライスレスですよ!