相良護国神社・相良神社(熊本県人吉市)

 

相良氏の屋敷跡

城跡に神社が建つ事は

珍しくありませんが、

ここも例外ではなく、

戦没者の英霊を祭る相良護国神社と

歴代藩主を祭る相良神社が、

仲良く共存しています。

御館跡

人吉城の跡と言っても

神社が鎮座するのは、

本丸や二の丸ではなく、

藩主の御館(おたち)跡、

要するに実務を司る役所や

屋敷の跡になります。

その御館跡のお堀に架かる石橋が、

そのまま参道橋として使われています。

「御館御門橋」

明和三年(1766年)建立の石橋。

永らく平和な世の中が続き、

江戸時代も中期になると

敵が攻めてくるという「想定」は無くなり

直接御館に通じる石橋を作っても

安全と考えたのでしょうか。

橋の左側に見えるお堀の石垣と蓮。

こちらは右側、人吉城三の丸方面のお堀。

野面積みの石垣の保存状態も良く、

石垣好きには嬉しい限りです。

チョンマゲ姿の歴代藩主も渡ったであろう

石橋を踏みしめながら境内へ。

社号標。

護国神社らしい鳥居。

御館の庭園(神苑)は、

江戸時代そのままの姿を

とどめていますね!

しかも池にはいくつもの

古い石橋が架かっていて、

思わずはしゃぐ僕、冷静な妻(笑)

一枚岩の小さな石橋。

橋脚が2つある石橋。

上から撮影し、渡ってみましたが、

体重80Kg近い僕が乗っても

石橋が崩れる気配は皆無、

さすがです!

こちらにも石橋(笑)

渡ってみます。

もう一つ、石橋。

居石。

参道脇の境内社。

力石。

よくある「力試し」をする力石ではなく、

江戸時代初期、人吉城で起きた

「お下の乱」の時、

乱の鎮圧に務めた犬童三之丞という武士が、

大手門を壊した石です。

しかし、これを投げるつける力があるとは、

相当凄い人だったのでしょうね。

拝殿。

参拝。

 

振り返って御館跡の全景を撮影。

本殿。

本殿後ろから撮影。

相良護国神社と並んで

鎮座する相良神社。

歴代藩主を祭っていて、

社殿の古さがいい感じですね。

参拝を終え、ツーショットで〆。

この後は、本格的に

人吉城を攻めます(笑)

 

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