海神社(宇佐市安心院町)
山なのに海
大分県では、山の中にある、
「山神社」に参拝した事がありますが、
海神社も、安心院町の
山中に鎮座しています。
山なのに「海」という名前は、
どこから来たのでしょうかね?(笑)
城跡
海神社は城跡にあります。
龍王城(神楽岳城・臥牛城)跡。
案内を要約すると
以下になります。
「14世紀初頭、
宇佐大宮司安心院公泰により
築城された連郭式山城です。
近世になると細川氏が入部し
龍王城を再普請し、町並みも含め
整備しています。
元和元年、
一国一城令で破却され
寛永十六年(1639)に
城主松平重直が高田城に移り、
廃城となりました。」
ここで書かれた高田城とは、
大分県豊後高田市にあった
高田城の事で、
その後松平氏は、杵築藩主となり
明治維新まで続いています。
突然現れた「ピンク色」の案内。
これは、なかなか目立って
分かりやすいですね!
お陰様で迷うことなく、
海神社の駐車場に到着。
ここでの注目は、
ライトアップ用の鳥居です。
まさか、山の中の神社が、
ライトアップしているなんて、
かなり、
「ギャップ萌え~」ですよ!
ネットで見たライトアップの写真、
なかなかロマンティックでした。
石段の参道。
個性的な狛犬。
吽形は怪獣系かな?
山門へ。
神額の文字は、
例によって(笑)
明治時代、出雲大社宮司だった
千家尊福さんです。
ホントにこの方のお名前は、
様々な神社の神額でお目にかかります。
山門前の盛り塩。
見ただけで、
心が洗われますね!
山門をくぐって御社殿へ。
灯籠群。
境内から眼下を眺めると、
絶景が広がっています。
拝殿。
参拝。
拝殿から本殿へ。
本殿高欄の四隅には、
それぞれ狛犬が配置されています。
本殿右前。
前歯が大いに気に入りました(笑)
本殿左前方。
まるで、ライオン!?
造りから見ると、上記二体が、
「対」になっているようです。
本殿右後方。
愛らしくて素朴なお顔に
めっちゃ癒やされますね!
本殿左後方。
後方の二体も「対」でしょう。
本殿左横の稲荷社に参拝。
ツーショットで参拝は完了です。
今日のミツウロコ
灯籠の一つに
三つ鱗(ミツウロコ)の
紋を見つけました。
江戸時代に建立された
燈籠の中の一つに・・・
北条氏の家紋、
火袋にあしらわれた「三つ鱗」です。