下古毛(しもこも)観音堂のクス(福岡県朝倉市)

 

愛情があってこその存在

御神木、巨木と言われる木が、

全国には沢山あって、

それは数えきれるものではありません。

そんな巨木にもそれぞれ

神のみぞ知る運命があります。

長く生きたけど枯死してしまった木、

巨木故に雷が落ちて焼けてしまった木、

巨木なのに邪魔だからと伐採された木、

逆に、

古来より、地域の人々に大切にされ、

常に愛情をかけられて来た木、

巨木があったからそこに神社や

お寺を作って大切にされた木。

こんな風に木にも色んな運命があるとは言え、

やはり愛情を持って敬われ続けた木には

何か、特別な生命力を感じます。

今回は、そんな愛情をいっぱいに受けて

巨木となってもなお樹勢が素晴らしい

クスノキと出逢ってきました。

下古毛観音堂のクスへ

朝倉市と言えば、

昨年、平成29年7月の豪雨で、

大きな被害や犠牲者が出た地域です。

その豪雨被害が大きかった場所の近くに

下古毛観音堂のクスはあります。

青空と雲がすばらし景色をみていると

豪雨で大変なことに遭ったことが

想像つきません…

平野のはるか向こうには、

夏目漱石も登った発心山がある

耳納(みのう)山地が見え、

その連山を背景とした

大きなクスノキの存在感は際立っています。

近づくと、さらに迫力があり、

周囲の民家から突き抜けています。

そして、観音堂に到着。

大クスは観音堂を覆うように

成長し続けていますね。

素朴な案内板。

さりげなくクスノキの透かしが

入っているのがいいですね!

案内を読むと

言葉の端々に、地元の方々の

クスノキ対する深い愛情を感じます。

少し抜粋すると…

「このクスは下古毛区への

自然からの贈りものであり

神が与えた宝物であります」

「私達はこの大クスを大切に護りぬき

下古毛のシンボル』として

誇りにしています。」

う〜ん、何とも心温まる

素晴らしい案内板ではないですか!

そして、僕がこの案内で

最も注目したのが、

文末に書かれている

「南国原産で南の木で楠とかく」

でした。

な〜るほど〜!

確かに南の木って書きますね〜。

こんな豆知識まで教えてくれる

優し〜い案内板に

ますます萌えてしまいました(笑)

迫りくるような幹のアップ。

妻との大きさ比較写真。

動画も撮影しました。

よくぞここまで成長したものです。

やはり地域の方々に、

永年受け継がれて来た

この大クスへの尊敬と愛情が、

ここまでの成長に繋がったのでしょう。

観音堂。

観音堂とクスを挟んで

向かい合っているお堂。

手水鉢と仏様(お地蔵様)

最後に大クスと一緒に、

スリーショットで〆。

 

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