阿太加夜神社(島根県松江市)

 

ホーランエンヤ

阿太加夜(あだかや)神社参拝の動機は、

日本三大船神事の一つである

「ホーランエンヤ」という

10年に一度の祭りの

主役の一社であるということです。

ホーランエンヤ2019のサイトによれば、

「ホーランエンヤは、城山稲荷神社の

御神霊を阿太加夜神社まで

船でお運びする渡御祭、

阿太加夜神社における7日間の大祈祷と

その中日の中日祭、

阿太加夜神社に安置された御神霊を

再び城山稲荷神社に船でお送りする

還御祭で構成される。」

このように書かれています。

直近の神幸祭は、

令和元年(2019)で、

もし、巡り合わせがあと一年遅かったら・・

恐らくコロナ禍で中止または

神職のみの神事だったでしょう。

こんな超強運をも有するホーランエンヤ、

このお祭りの御神徳、計り知れません。

参道

安来市の「道の駅あらエッサ」にて、

ソフトクリームで充電した僕たち、

心身ともに蘇り(笑)

この旅のフィナーレを飾る

阿太加夜神社に到着です。

一の鳥居(多分)。

社叢が見えて来ました。

社頭

まずは、案内図を確認。

阿太加夜神社・面足山万葉公園案内図。

案内によると、

御祭神は、大国主命の御子、

阿陀加夜奴志多岐喜比賣命

(あだかやぬしたききひめのみこと)。

女神様と書かれています。

大国主命の子供は

180柱ほどもいるのもあってか、

各地の神社で

御祭神となっているようです。

手水舎。

澱みなく清らかな水で満たされた、

扇型の水槽を持つ手水鉢。

何とも癒やされますね。

天保六年(1835)寄進の燈籠。

対になる左側の燈籠。

随神門の狛犬

随神門へ進みます。

ここで、超個性的な狛犬を発見。

阿形の神門狛犬。

ガラスに反射した

僕の半開きの口も「阿形」(笑)

このデザインと配色には

ぶっ飛びました!

吽形は泣き出しそうなタヌキさん?

僕は相変わらず「阿形」です(笑)

それにしても

このような狛犬を奉納された方の

一流のユーモアというのか、

人を喜ばせるセンスは

素晴らしいと思います。

御社殿

狛犬の余韻も冷めやらぬ間に

拝殿へ向かいます。

境内は僕たち二人だけ。

参拝。

提灯の神紋は二重亀甲に有の文字。

これは、以前参拝した同じ松江市の

真名井神社や、神魂神社と同じですが、

何か共通点があるのでしょうか?

本殿。

出雲系らしく大社造です。

境内社

境内社は本殿の左右に鎮座しています。

本殿右側の「雨風神社」。

本殿左側の稲荷神社。

稲荷神社の本殿前には

古いお狐様がたくさんいらしゃいます。

参拝後、お社の横に回ってみると、

少し変わった造りになっています。

本殿裏に玉垣が巡らされ、

真後ろから見ると、

これまた不思議なものを発見!

何のための「丸穴」でしょうか?

神事で使うもの?

それとも神饌を投げ入れる・・・

そ、そんな筈はないか~(汗)

境内社・兵庫神社

ここは特別な境内社です。

御祭神の松岡兵庫頭は

冒頭に書いた

ホーランエンヤ発祥のきかけとなった

偉~い方なのですから。

案内。

文章を抜粋・補足すると

「芦高の神主であった御祭神は、

効験之誉があることで有名だった。

慶長十二年、

亀田山に築城を始めた堀尾氏は

なぜか何回も東側の石垣の

一カ所が崩れたので、

松岡兵庫頭に願って

二夜三日の地鎮の祭を行い

無事築城が完成した。

祭神はこれより松江城の神主職を

兼ねることになった。

後、松平直政公が入国し、

稲荷の大神を祀った。

入国後十年目の年は

風雨多く五穀が稔らなかった。

そこで稲荷の大神を芦高神社

(阿太加夜神社)に勧請して

七日間にわたる五穀豊穣の祈願を行った。

これが式年神幸祭の始めと云われ

十二年目毎(現在は十年毎)に

行われるようになり現在に至っている。

(後略)」

このようになります。

築城工事中、石垣が崩れたり

何かうまく出来なかった時、

多くの場合は「人柱」というのが

当たり前だった時代に、

堀尾吉晴公は「地鎮の祭」という

素晴らしい選択をしているのが、

胸アツですね!

参拝。

庫頭神社横の社叢。

ちょっと異空間的で素敵な森です。

ホーランエンヤのご縁をいただいた

松岡兵庫頭さんにも

ちゃんとご挨拶したことだし、

ここでツーショットで一息入れます(笑)

町荒神

境内の御神木の二本には

荒神様が祭られています。

町荒神。

案内。

「この御神木(タブノキ)と

藁蛇の注連縄は、

出雲郷(あだかえ)町地区の

荒神さんをお祀りしています。

(中略)

藁蛇の口は大きく開けられており

「阿吽」の「阿形」です。」

このように書かれています。

躍動感あふれる藁蛇。

阿形です。

参拝。

竹ノ花荒神

次にもう一つの荒神様へ。

竹之花荒神。

案内によると

「この御神木(タブノキ)と

藁蛇の注連縄は、

出雲郷(あだかえ)竹の花地区の

荒神さんをお祀りしています。

(中略)

藁蛇の口は閉じられており

「阿吽」の「吽形」です。」

このように書かれています。

確かに吽形ですね。

参拝。

氏子船

神社境内には、

ホーランエンヤで使う

氏子船が安置されています。

8年後の出番を待っているのかな?

ちょっとカラフルな三艘。

ご縁があれば、8年後、

2029年のホーランエンヤ

見てみたいものです。

今日の老木

社頭の老木に生命力を

見せつけられました。

幹の空洞部分を竹で養生。

そんな状態でも生い茂った

葉っぱが付いていて、

この生きるチカラに感動です。

 

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