御神廟(奥宮)(新潟県弥彦山)
なめたらあかん
弥彦山には登山道も整備され、
麓から歩いて頂上を目指す人も
多くいるようで、
彌彦神社境内の登山口には、
小学生の団体も含めた、
登山客の姿が多く見られました。
ロープウェイでワープした僕たちは、
九合目近くから登山を開始。
頂上まではあと少しなので
楽勝かと思いきや、さにあらず(汗)
思った以上に体力を消耗・・・
山登り、
なめたらあかんです(笑)
御神廟へ
パノラマタワーで絶景を堪能後、
彌彦神社の御祭神、
伊夜日子大神(天香山命)と
その妃神である、
妻戸大神(熟穂屋姫命)を奉斎する
御神廟へ。
案内板。
「徒歩15分 約700m」
このような表示があります。
息切れだらけでしたが、
僕たちも、
ほぼ15分で登れたので、
「標準的体力」は、
あるのかも知れません(笑)
完璧に整備された登山道。
九合目の標柱を発見。
トレッキングルート案内。
まだまだ・・
銅鳥居の柱っぽいものがありますが、
何らかの原因で柱のみになったのかな?
上ったり、下ったりの登山道ですが、
石畳(コンクリ?)のお陰で、
歩きやすさは、
なかなかのものです。
「下ったり」地点。
ここから最後の上りです。
視界が開け、頂上手前では
越後平野も堪能できます。
弥彦山山頂
遂に山頂へ。
鳥居と手水鉢で、
「いよいよ感」満載ですね!
万葉歌碑。
「伊夜彦(いやひこ)」の文字だけは、
理解できます(笑)
登山道最終地点の御神廟裏側。
山頂の石碑。
そして・・
遂に山頂の御神廟に到着!
ここは参拝が絶え間なく、
御神廟前に参拝者がいない瞬間を
やっと捉えたのがこの写真です。
近影。
順番を待って、
僕たちも参拝へ。
参拝。
御祭神の天香山命について、
彌彦神社のサイトを抜粋します。
「神武天皇即位四年(西暦紀元前657年)、
天香山命は越の国平定の勅を奉じて
日本海を渡り、
米水浦(弥彦山の背後・長岡市野積)に
御上陸されました。当地では住民に
漁業・製塩・酒造などの技術を授けられ、
後には弥彦の地に宮居を遷されて、
国内の悪神凶賊を教え諭し
万民を撫育して、稲作・畑作を始め
諸産業の基を築かれました。
天香山命は越後開拓の祖神であり、
またその御事績から、人々の魂・生命に
溌剌とした活力を御授けくださる
神様と言えましょう。」
新潟発展の元を築かれた神様、
今でも弥彦山山頂の御神廟から
新潟の人々を見守って
くださっているようですね。
御神廟前の玉垣に
飛んできた一匹の赤トンボ。
神使でしょうか?
羽を休めて、寛いでおられます。
そして、
御神廟の正面から南側を見ると・・・
お〜絶景だ〜素晴らしい!
新潟県から富山県へと続く
海岸線の先には能登半島も見え、
リアル日本地図を堪能できます。
下山
彌彦神社と弥彦山を満喫した僕たち、
期待を遥かに上回る感動を胸に下山開始。
途中の分岐点。
右は「登山道下山口」
要するに
「ずっと歩いて下山する道」。
僕が間違えて右に行きそうになった時、
「違うよ!」っと妻の声。
60年以上方向音痴だった妻、
何故か今は
羅針盤の役割を果たすほどの
変身ぶりなのです(笑)
弥彦山ロープウェイ山頂駅に到着。
「うみひこ」号で下山。
この後は、新潟市内へ。