2018/05/03

浜田駅へ(青春18きっぷの旅)

 

島根県を甘く見てはいけない!

よく鳥取県と間違えられたり、

面積も広くないとか、

あまり認知されていない県という

ちょっとマイナーなイメージでも

語られる島根県。

そんな島根県ですが、

僕の中では、かなり巨大で、

見どころが多過ぎる(笑)県なのです。

西は山口県に面し、津和野などでは、

「山口弁」を多く耳にするほどで、

東の端にある松江市とは

同じ県なのに随分違った印象です。

また、南は広島県と山間部でつながり、

そして、東には因縁の?鳥取県と

三県とに面している東西に

なが〜いのが島根県の特徴です。

従って、

島根県を甘く見て旅計画をたてると

時間が足りなくなって、

おそらく大変なことになりますよ(笑)

一週間前に青春18きっぷを使い、

山口県境の津和野に行った僕たちは、

今度は津和野までは全く同じ行程、

時刻も同じで、その先の島根県の

真ん中より少し西側にある

日本海に面した浜田市に向かいました。

その途中、乗り継ぎで下りたのが、

益田駅です。

益田駅で散策

青春18きっぷは改札の出入りが自由。

だからちょっと駅の外に出てみました。

益田駅前の風景。

観光案内所前のベンチ。

益田市は柿本人麻呂ゆかりの地。

だからこんなベンチになったのでしょう。

妻から教えてもらって

分かったのですが、

筆を持った人麻呂さんの絵が、

硯だけが、背もたれでなく

腰掛けの部分に描かれているのです!

ちょっとしたユーモアのセンスに

目が釘付けになった僕でした(笑)

ここ益田市には、

二つの人麻呂神社があります。

その一つにでも行けないかと

案内板を見ましたが、40分の

乗り継ぎ時間では不可能なことを知り、

いつかまた、ここに来ようという

僕の神社好き魂に、

火を付けてくれました(笑)

待ってろ!人麻呂さん!

そして次に駅構内外に貼られている

ポスターを散策。

トロッコ列車、奥出雲おろち号。

この列車はかなり贅沢な作りで、

オープンスペースのトロッコと

雨が降ったり寒かったりした時に

移動が出来る普通の客車が、

「控車」として連結され、

定員は「移動可能な人数」となっています。

要するに二両編成のうち一両分の切符しか

販売しないということなのです。

僕はこれを知った時、サービスの良さに

感動してしまいました(笑)

このポスター見て、

ますます乗りたくなったのは

JR西日本の思うツボですね(笑)

京都鉄道博物館と

津山まなびの鉄道館。

キャッチフレーズは、

「鉄道遺産の聖地」

やっぱ聖地巡礼は、

日本人の定番ですね(笑)

そして、

津山にもこんなのがあったんだ〜。

というのがこのポスターの印象です。

津山と言えば、

津山城とB’zの稲葉浩志の出身地しか

知らなかった僕ですが、

こんなものまであるのを知れて、

益田駅で降りて良かったです(笑)

新作の観光列車「天地」(あめつち)

日本神話推しの島根県ならではの

壮大なネーミングです。

名前の響きだけで、

天地開闢(てんちかいびゃく)を思わせる

スケール感満載ですね!

僕が一番驚いたのがこれ。

何と、ハローキティ新幹線が、

この夏デビューするのです!

エヴァンゲリオン新幹線に続く

500系車両を使ったコラボ第二弾。

500系が作られたのは

1997年〜1998年。

誕生から既に20年経過しているので、

今ある500系の8編成全てが、

引退し廃車になるのは

時間の問題と思っていた僕の危惧を

根底から払拭してくれました(笑)

JR西日本の戦略が、

未だに古くささを感じさせない

そして、

JR西日本がJR東海の手を借りず、

独自に生み出した至宝とも言える

人気の高いデザインの500系を

使い倒す、いや失礼、使い続ける方針が

よ〜く分かりました。

浜田駅へ

町の散策やポスターに感動していたら

いつの間にか発車時刻も近付いていました。

ちょっと面白く撮れるミラー越しの写真。

ここ益田始発の、

「特急スーパーまつかぜ」

スーパーおきと同じ車両ですね。

こちらが僕たちが乗る列車。

ぼやっ〜としていたら

海側の席はここだけになっていました。

狭い窓ですが、一応海側確保!

この通り車内海側(左側)は、

すでに満席です。

右側は、2人くらい(笑)

これでも料金は同じなので、

やはり海側がお得でしょうね。

海〜!

日本海〜!

透明感あふれる

海岸線を通る山陰本線を満喫。

素敵な入り江。

真ん中の島のような山には、

神社がありました。

なんか気になる〜(笑)

エメラルドグリーンの海。

岩場に弾ける波がまた素敵です!

こんな海の傍に線路を作れたのは、

きっと昔だったからでしょう。

よかった〜昔出来ていて(笑)

今は津波対策とか安全第一ですから。

まるでビーチに寝転んで眺める景色。

海に癒されまくっていたら

いつの間にか浜田駅に到着。

駅舎も中味も近代的な

素晴らしい浜田駅。

ここから4時間、たっぷり

浜田を満喫します!

 

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