水天宮(2016年初詣の旅)(福岡県久留米市)

 

人生は常にケイゾクである

今から二年前、会社を倒産させ、

夫婦で自己破産した僕たちは、

お金はすっからかんになりましたが、

今までの人生で、僕たちだからこそ

得られた「唯一無二の経験」という

目には見えない宝物が

たくさん残っていました。

そんな宝物の一つが旅であり、

神社参拝でした。

倒産してしまった会社の名前は

この世から消えても

僕たちが会社で経験したことは

そのまま残っています。

過去を意味あるものにするには、

今までの経験を活かして、

これからどれだけ

楽しい人生を送るかだと思うのです。

そこで、まずは今までの経験を継続し、

さらに磨きをかけるべく

徹底して旅に出ることを決めました。

もちろんお金はありませんから出来るだけ

安くて内容の濃い旅が出来る手段を

選んだのは言うまでもありません。

近距離ならば徒歩、路線バス、

JRの普通列車、

あとは今回書いている

2016年初詣の旅で使った

「お得なきっぷ」です。

初乗り!お年玉乗り放題きっぷ

経営者として日々の資金繰りや

売り上げのことが

頭から100%無くなってしまうと、

心のゆとりが大きく広がり、

今まで気づかなかったものが

たくさん見えてきました。

そんな心境の中、

パートに行くJRの電車の中で見つけたのが

こんなきっぷです。

もちろん僕たちが選んだのは

元旦から3日間のうち

一日が普通列車乗り放題で

2200円の方で、

パンフレットを見ると、

神社での福引き500円が

無料などかなりお得な内容です。

青春18きっぷの一日あたりの金額

2370円より安くて、

特典までついていて、しかも

18きっぷとは違い、

自動改札で使えるのが便利です。

三カ所の神社で特典を受けられます。

このきっぷ2017年には

2300円に値上がり

特典が少なくなった上に、

今回熊本から大分までの移動で使った

「豊肥本線」は熊本大地震のため不通となり

かなり「お得感ダウン」となったので、

2016年の正月に

このきっぷを使えたことは

振り返ってみて、「千載一遇のチャンス」を

ものに出来た(大袈裟〜笑)幸運だらけの旅

ということかも知れません!

初詣号という早朝の臨時列車がある

1月1日しか絶対に出来ない旅をしました。

久留米市〜熊本市〜阿蘇市〜竹田市〜大分市

この福岡県、熊本県、大分県を

ぐるっと反時計回りに辿って、

各地の神社合計五社に参拝するという

楽し過ぎる旅程です。

古賀駅に初詣号入線。

車内は人が少なく、

ゆったりと旅が出来ます。

3:40久留米駅に到着。

駅構内には日本三大火祭りで使われる

松明(たいまつ)の

ミニチュアが置かれていました。

これで、ミニチュア、

本物はどんだけ大きいの(笑)

こんなに大きな松明でした〜(笑)

長さ12m、重さ1200kgだそうです。

そして、

久留米駅を出て、目指す水天宮までは

徒歩で10分程度。

出口の名前が「水天宮口」となっていて、

参拝者にはとてもわかりやすいですね。

水天宮口の外からの久留米駅。

そして、最初の参拝神社、

水天宮に到着。

久留米駅からは一番遠い正面入り口まで

大回りをしてから参拝です(笑)

(裏口から入れば本殿はすぐ近くなのに)

神門の先に拝殿が見えてきました。

今年(2016年)の初詣は水天宮が最初。

御祭神の天之御中主神

(あめのみなかぬしのかみ)はじめ

安徳天皇、高倉平中宮、二位の尼にご挨拶。

あ〜この拝殿、

結婚式の仕事で何度も上がったな〜

なんて考えていました(笑)

50年近く神仏信ぜずだった僕が

前職でたまたま神前結婚式の仕事に出会い

今こうして、

神社に詣でることが出来たことに感謝。

早朝だからなのか、

早朝なのにかは、わかりませんが、

この時間、参拝客は少なく、

雑踏が苦手な僕には最高の参拝でした。

本殿参拝のあとは、境内社である

水神社に参拝。

ここには僕が愛して止まない

「肥前狛犬」がいます。

愛らしい姿に思わず

笑顔になれるから不思議です。

このあと「特典」をいただくために

社務所へ向かいます。

静かに新年を迎えた境内。

神社に「特典」を貰いにいくのは

何か変ですが(笑)

せっかくなのでいただきました。

乗船記念の小振りな絵馬。

乗船って船に乗っていないけど

いいのかな〜(笑)

水天宮をあとにした僕たちは

電車の発車時刻まで1時間以上あったので、

九州名物?「ジョイフル」(ファミレス)で

初朝食をとることに。

実際の料理は撮り忘れたので、

メニューを撮影(笑)

ジョイフルで1時間ほどまったりして、

次は熊本に向かうため再び久留米駅へ。

 

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