2017/12/31

熊箇原(くまがはら)八幡神社(広島県尾道市)

 

予定変更を楽しむ

僕は見た目は真面目そうだが、

中味はかなりいい加減。

だから人からは第一印象よりも

つき合ってみると

な〜んだこんな人か…

と思われることが多いはず(汗)

人間誰しも見た目と現実というのは常に

「見た目<現実」

というのがいいに決まっています。

その代表的なのが僕の妻(笑)

なんか、外見は適当(失礼)に見えるし、

言葉も乱暴なのだが、やることは真逆で、

いつも人のことばかり優先して

自分のことは全く考えていない

超がつくほど前代未聞のお人好し(笑)

実は今回の熊箇原八幡神社訪問は、

冒頭書いた僕のいい加減さが発端となって、

「予定外に参拝することになった」

神社なのです。

しまなみ海道の島々には

それぞれ小高い山があり

亀老山展望台を代表とする絶景スポットが

いくつも存在します。

僕はどんな山でも道は整備されていて

車で登れるという観念から

大山神社の次に行く場所は

展望台として景色が良さそうな

山にしていました。

ところが、僕のいい加減な

希望的観測は脆くも崩れ、

実は車を置いて徒歩で2時間かかる(泣)

そんな山だったのです…

もちろん僕たちには登山する気力も、

時間もありません。

結局、尾道旅の最終訪問地を、

行き先変更するか、

それとも、

そのまま新尾道駅に帰るか

ということになり、

とりあえず車を走らせていたら

その道すがら、

立ち寄るのには丁度良さそうな

神社を発見したのです。

そして、この予定変更が

思わぬ感動的な出会いをくれました!

熊箇原八幡神社へ

因島の海岸線に鎮座していた

大山神社から車で10分ほど

内陸部に行くと、熊箇原八幡神社です。

これは何だか立派そうな神社だ〜!

と思い、駐車場にあった

鳥瞰図(鳥の視線で見た絵地図)に

目をやると

お〜やっぱりかなりの規模でした。

いつ見ても鳥瞰図は分かり易くていいな〜!

境内入り口。

社号標には、熊箇原八幡神社とともに

熊野大神を祭った、

別宮 隠島神社の名前も刻まれています。

因島=隠島だったんですね!

凄い発見ですよ!

地名って面白いな〜

石段を登っていきます。

すると平地があって、

またその先に石段があります。

遠くに拝殿らしきものが見えてきました。

高床式の神門は

ちょっと珍しいかも知れません。

うわ〜!

神門をくぐると

息を飲む光景が広がっていました!

この滑らかなスロープの角度は

絶妙な演出で、

設計した方の感性は

なんと素晴らしいことでしょう。

拝殿前の鳥居と拝殿の頭(笑)

瓦と白壁、そして木版の

薄茶色のコントラストが

実に美しい拝殿です。

鬼瓦も凝った造りです。

この神社オリジナルでしょうか?

拝殿破風下の彫刻は躍動感溢れるものです。

「神社本廰(ほんちょう)統理

徳川宗敬謹書」

と書いてあったので、

どんな人物かとWikipediaで調べたら

神宮の大宮司でもあった

徳川家の末裔の方でした。

「敷石」

鉄の棒にぶら下げられた移動式の板は

参拝した回数を数えるものかな?

こちらは神社でよく見かける

防火用水の貯蔵タンク。

雨水を貯める装置ですが、

とてもエコな考えだし、

神社の備品としても馴染むのがいいですね。

本殿。

エジプトから持って来たファラオの像….

そんなわけないですね〜(笑)

でもどうしてもファラオを想像させます。

ここで残念なお知らせを一つ。

実はこのときカメラの

電池が無くなってしまい、

こんなに素晴らしい神社なのに、

写真の枚数が少ないのです。

まあ、これは「また来なさい」という

神様の優しい配慮

なのかも知れませんね(笑)

神社かrの帰り道。

やっぱりこの参道はいいな〜!

旅の締めくくりも「たこ飯」

新尾道駅に着いた僕たちは、

大山神社のブログで書いた「たこ飯弁当」を

ついに食する時がやって来ました(笑)

ちょうどこの弁当箱とマッチした

赤い毛氈(もうせん)が敷いてある

休憩所で撮影。

新幹線の時間待ちの間に

旅の締めくくりのたこ飯を堪能!

シンプルながらとっても美味しいたこ飯に

僕たちの心は「たこ」一色に

染まってしまいましたとさっ(笑)

たった二日間の旅だったのに、

ブログの回数は19回を数え、

僕自身、振り返ってみて

改めて尾道旅の素晴らしさを実感!

尾道旅行、これでやっと(笑)完結です

 

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