楯崎神社(福岡県福津市)
本社奥の磐座
普通に小さな神社への
参拝と思って気軽に考えていたら
ここ楯崎神社は、
びっくりする位、見どころが満載でした。
なかなかお目にかかれないような
磐座が存在していたのです。
遠くばかり見てないで、
近くをもっと知ってくださいという
神様の思し召しがあったのかも(笑)
楯崎神社へ
道路を挟んだ向かい側の
舗装整備された駐車場に車を置き、
境内入口へ向かいます。
一の鳥居。
まずは、手水舎へ。
苔むしてかなり古そうな手水鉢。
柄杓置き場には、
何やら文字が書かれています。
しかし、この頃はあまり
手水鉢に興味はなく、
奉納された年代も確認していません。
御社殿へ。
参拝。
参拝後振り返ると、
注連縄の紙垂とともに
金色の紙を赤い紐で巻いた
藁束が吊るされているのが
目立ちます。
少し珍しいものですね。
右の本殿は覆屋タイプです。
参拝時には覆屋にも興味が無く
気にも止めていませんでしたが、
やはりアウトプットしてみると
得るものはあるという事でしょう(笑)
薬師神社へ
ここ楯崎神社には、
奥の院的な摂社
「薬師神社」があり、
そこに行くには
ジャングルを通らねばなりません(笑)
古い石段と鬱蒼とした木々。
そして、突如として現れるのが、
こんな景色です。
素晴らしい!
有名観光地に来たくらいに
透明度抜群の海が見えます。
薬師神社まで200m.
雰囲気がある場所なので、
カメラのエフェクトモードで撮影。
今はエフェクトは全く使っていませんが、
この頃はこんなモード使ってたんだな~
と少し懐かしくなってしまいます(笑)
途中見つけた鳥居の残骸・・・
昔は、このあたりに神社があって、
災害のため傾き、現在の場所に
社殿は移されたそうなので、
その当時の古いものなのでしょう。
鳥居と狛犬が見えてきました。
薬師神社。
昔の磐座(いわくら)のような
岩の中に祠はあります。
ひょっとしたら古代祭祀の
跡なのかも知れません。
それにしてもこんな所で、
磐座に出会えるなんて、
ちょっとこの日はラッキーでした。
そして参拝後、
戻る途中気づいたのが、こちらです。
「古代より鎮座、
奥の院不動明王、蒙珂の為、
神社崩壊し、御神体を海より発見
只々神の尊さを思い此地に移転
祭るものである」
神社が傾いた時の災害でしょう・・・
平成十八年となっているので、
最近御神体が、
発見されたのかな?
展望台へ
薬師神社から少し戻ると
道案内を発見。
生い茂った木々の方向を指して、
「展望台」と書かれているので、
行ってみることに。
獣道です(汗)
そして、ここを抜けると、
断崖絶壁が姿を現しました。
鎖で降りる展望台は
なかなか珍しいかも(笑)
角度は80度くらいあるでしょう、
やはり絶壁ですね。
無事到着。
確かにここからの眺めは絶景。
清々しい潮風、最高です!
ここから見えるのが
恋の浦海岸というロマン溢れる
ネーミングの海岸で、
昔は大きなレジャー施設もあり
相当な人出だったようですが、
今はのどかで静かな海に戻っています。
奇岩と海のコントラストが、
素晴らしい景色を生み出しています。
漁船も絵になる~!
やはり記念撮影(笑)
あとは崖をよじ登って帰路についました。
今日の癒し
境内のツツジに飛んできた
モンキアゲハ。
妻のおばあちゃんの化身・・・
そして、駐車場にいた白猫。
僕たちの車を最後まで
見送ってくれていました・・・
こちらも妻のおばあちゃんが、
白猫になって来てくれたんだと
妻と二人して喜んだのでした。