十人墓(山口県周南市)
福岡と大津島の繋がり
山口県周南市の大津島と、
僕たちが住んでいる
福岡県とは意外な結びつきがあります。
それは、「十人墓」と呼ばれるお墓です。
山口県のサイトには、
「1748年、大津島沖で
黒田藩の御用米を積んだ
能古島(福岡市)の船が
遭難した際に、
地元民が漂着した10人の遺体を
手厚く葬った墓で、(中略)
今でも毎年7月7日の七夕に
供養がおこなわれています。」
このように書かれています。
大津島の北端、
瀬戸浜港近くにあり、
この日、僕たちが散策した、
回天基地跡などがある南側の
馬島港近辺からは、
車がなければ行けない場所なのです。
しかし、
帰りの船は、ラッキーな事に、
瀬戸浜港を経由することが判明。
だったら船上からも
その「痕跡」くらいは見られるのでは?
そんな期待を抱きつつ、
大津島(馬島港)を後にしました。
馬島港へ
魚雷見張所跡から
山を下って馬島港へと向かいます。
出港の時間までは
まだ少しあるので、最後に
回天訓練基地跡を遠望。
75年前と現代が同居した風景。
そして、少し歩くと、
公園の中から一羽のモンキアゲハが
飛び出してきました。
その方向を見るとお地蔵様が。
なんだか妻のおばあちゃんが、
お地蔵様を教えてくれたみたいで、
僕たちは公園に入ってお参りしました。
馬島港のターミナルビル。
いや、
ターミナル小屋かな?(笑)
来た時と同じ旅客船「鼓海Ⅱ」へ。
岸壁では、
猫ちゃんたちが見送ってくれます。
16時40分、馬島港を出港。
瀬戸田港
馬島港から途中刈尾港に立ち寄り、
いよいよ瀬戸田港へ。
お~見えた!
十人墓の案内版です。
これで、船上からの
訪問(もどき?)は完了。
最後に看板を見られて大満足(笑)
瀬戸田港を出港し、徳山港へ。
堤防で見送ってくれたサギちゃん。
徳山駅にて
徳山港からJR徳山駅までは徒歩5分。
駅で見つけた「杉玉 しゅうニャン1号」
そして、自分土産を物色(笑)
愛媛県の宇和島で病みつきになった
じゃこ天、またもや購入(笑)
そして、
徳山駅のお土産販売所は、
何故かレジ袋が無料サービスという有り難さ。
最後まで、何かとラッキーだった旅も
これで、フィナーレへ。