2018/01/28
金立(きんりゅう)神社下宮の大楠(佐賀市)

徐福伝説
全国各地にある「徐福」(じょふく)伝説。
ここ佐賀にも大いなる足跡を残しているようです。
徐福は2200年ほど前、中国、秦の始皇帝の命により
不老不死の薬を探しに日本へやってきて
色んな技術などを伝えたり温泉を発見したりしたとされている人です。
もちろん伝説なので、諸説あるようですが、僕は伝説や神話は何も無いところには
発生しないものではないかと思っており、日本の神話にしても伝説とか伝承的なものもありますが、
日本神話から2700年も経った今でも日本で天皇になれるのは
腕力があるとか、お金があるとか、選挙で勝つとかではなく
唯一「天照大神」(アマテラスオオミカミ)の血統であることが絶対条件なのを考えると、
神話や伝説は肯定して大いに楽しむのがいいかと思っています。
説明書きには分かりやすく徐福さんの足跡が書かれていました。
徐福さんは金立神社の御祭神にもなっています。
大楠
何故か神社を覆うように大きな楠が境内側に成長しています。
一の鳥居、二の鳥居ともに肥前鳥居でした。
二の鳥居
御社殿は両脇を大楠に囲まれています。
右の方に、この雰囲気とはアンバランスな幼稚園が見えているのはご愛嬌です(笑)
左が拝殿、右奥が本殿
楠の根元には樹齢450年と書いてありました。
巨樹ばかり見ている僕にとっては「若いな〜」という感じですが、
人間なら6〜7回生まれ変わっているくらいの樹齢なんですよね(笑)
幼稚園可愛らしい建物と大楠。
今日の癒し
境内社である弁天様の鳥居
ここは徐福さんが不老不死の薬草を授かったという
甲羅弁財天(こうらべんざいてん)をまつっています。
この鳥居の何とも言えない「素朴感」に癒されました。