2017/12/27

塚崎の大楠(佐賀県武雄市)

 

心に響くもの

このごろ思うのは、どれだけ書物やネットやテレビで情報を得ても、

それはあくまでも知識と想像の世界でしかないということ。

「百聞は一見に如かず」

ならぬ

「百見聞きは一体験に如かず」(笑)

現地を体験すると、想像していた事とは全く違うことがあります。

そして、今回の「塚崎の大楠」こそ良い方に想像を裏切られた代表格かもしれません。

幹回りは14m近く、樹齢も2000年とか言われていますが、

事前に知っていた「落雷により主幹が無くなって往時の姿は無い」という

大楠に気の毒なくらいなネガティブ情報が僕の頭を先行し、

「時間があれば行ってみよう」くらいの訪問優先順位でした。

塚崎の大楠へ

塚崎の大楠は、神社などではなく、唯1本の樹として存在しています。

武雄神社からは歩いても行ける距離の武雄市文化会館敷地内?横?に

この樹はあります。

僕たちは武雄神社から車で移動し、武雄市文化会館に駐車させて貰いましたが(笑)

芝生に案内板が立っているので、分かりやすいです。

二本の杉の木が門構えのようというか、大楠の露払いのように

僕たちを階段へ誘ってくれました。

歩く事少し

ありました!大楠が!

何か神様の存在を思わせるような「気」が放たれてくる

不思議な大樹です。

主幹は無くとも今の形が素晴らしいです。

こんな指定など必要ないくらいに圧倒的な存在感があります。

別の角度から撮影

落雷にもめげず、こうして生い茂っている楠。

僕達に人生を教えてくれるような枝振りです。

この場所からの写真も気に入っています。

夕陽を背景にした塚崎の大楠。

「ずっと、元気でいるよ!」と話しかけてくれているみたいです。

来宮神社の大楠

この大楠を見ていると、静岡県熱海市に鎮座する来宮神社(きのみやじんじゃ)にある

鹿児島の蒲生の大楠につぎ日本で二番目に大きい楠を思い出しました。

下の写真は僕が2011年に訪問したときのものです。

こちらも主幹の一つは失われていますが、樹勢もあり

また神社らしく樹の根元には社(やしろ)も作られています。

この幹を一周すると寿命が一年延びると言われ、熱海という立地、

神社のたゆまぬ集客努力ともあいまって、多くの観光客で賑わっている大楠です。

こんなメジャーな大楠に比べたら塚崎の大楠の存在を知る人、

そして、その存在を知ったとしても実際に訪ねる人は、

来宮神社の大楠の0.1%にも満たないものでしょう。

そう考えると、僕たちはそんな0.1%未満に入れた

日本でも数少ない選ばれし者なのですね!

めでたしめでたし(笑)

選ばれし者達(笑)

今日の癒し

写真を撮るのを忘れたというよりも

写真を撮る事さえ忘れさせるほどの場所だったので、写真は無いのですが、

この大楠の根っこは空洞で、中に入れます。

この空洞の中に入ると、樹のパワーというのか、優しさというのか、

本当に心が落ち着く空間なのです。

目をつぶって、樹の香りに包まれると

「あ〜ここに呼んでもらえて良かった!ありがとう」

そんな気持ちになれ本当に癒されました。

 

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