2021/07/10

津和野城の旅(島根県津和野町)後編

 

リフトか歩きか

津和野城まで登るには、

昨日も書いたように

リフトか歩きかの選択が出来ます。

この「選択可能」という時点で、

ここはとても恵まれている

お城と言えるでしょう。

有名な愛媛の松山城にもロープウェイと

リフトがあって、とても便利でした。

本当にお城をしっかり見たい

ごく一部の人は、

歩いて麓からお城を肌で感じながら

散策していくかも知れませんが、

やはり一般観光客はリフト選択となります。

僕たちは中途半端な?

片道リフトでしたが(笑)

頂上へ

台所や海老櫓のすぐ横には、

西櫓門があります。

西櫓門全景。

西櫓門石垣アップ(西側)

西櫓門石垣アップ(東側)

西櫓門石垣(外部から)

正面には本丸天守台石垣が見えています。

本丸天守台石垣。

左奥が西櫓門石垣、

右手前が天守台石垣。

天守台から見た、三の丸。

西櫓門石垣、

馬立、台所、海老櫓。

二の丸の天守台から

最上部、三十間台を臨む。

ここには三重の天守があったのですが、

1686年、落雷により焼失しています。

しかし、頂上部の本丸ではなく、

本丸の下に隠れた部分に天守があるのは、

あまり多くはないと思います。

城下から山上を眺めても天守は山の裏で、

恐らく見えなかったはずですし、

権威の象徴としての天守の

役割は与えられていなかったのかも?

それとも山の上に三重の天守を立てたら

強風で吹き飛ばされるのが、

恐かったからなのでしょうか(笑)

二の丸から本丸へ。

太鼓丸へ。

太鼓丸の櫓跡。

太鼓丸より三十間台方面の石垣。

正面の石段を登れば、

津和野城の最上部。

ここの石垣は見事なもので、

当時のまま残っているようですね。

そして、三十間台に到着。

ここからは津和野の町が一望出来て、

まさに「天空の展望台」とも言えます。

しかし、僕はこんな素敵な場所からの写真を

撮るのを忘れていました〜(悲)

でも動画だけは撮影していましたので、

貼っておきます。

愛知県の三州瓦、兵庫県の淡路瓦と並ぶ

日本三大瓦の一つ、

島根県石見(いわみ)地方特産の

石州瓦(せきしゅうがわら)を使った

赤褐色の屋根が並ぶ津和野の町並み。

人質櫓跡から三の丸を見下ろす。

ここの石垣も素晴らしいものです。

二の丸(天守台)から降りて、

次にさきほど上から見た

三の丸に向かいます。

自然歩道の一部となっていますね。

僕たちが次に目指す

鷲原八幡宮の表示もあり、

なんだか近くにある気がして、

安心しますね!

しかし、あくまでも「気がした」だけで、

そんなには甘くありませんでした(笑)

三の丸から見た人質櫓の石垣(手前)と

三十間台の石垣。

これだけ素晴らしい石垣が、

こんな高い場所に残っているとは、

かなり貴重なことですね。

人質櫓の石垣ばかり撮っています(笑)

各地のお城にも、

この人質櫓の名前は、

広島の福山城、

大分の府内城にもありましたが、

人質が入れられていたから

人質櫓という名前なのでしょうか?

確かに津和野城の人質櫓の位置は、

どうやっても逃げられそうにない

場所にありますので、

僕の推測も当たっているかも知れません。

ドローンを飛ばして、

正面から全景を撮影したいほど

かっこいい石垣ですが、

人力ではここからが精一杯(笑)

人質櫓付近からも頑張ってみました(笑)

三の丸を堪能した僕たちは、

このお城の一番南側の出入り口、

南門櫓に向かいます。

南門櫓の石垣。

石垣アップ。

大きめの櫓があったようです。

ここで、ツーショットも完了。

少し離れた場所から南門櫓を撮影。

津和野城は昔のままの縄張が残され、

櫓の跡や、石垣などの遺構が

本当に素晴らしく、

近くまでリフトで登れるのも便利だし、

現在、修復作業も進められているので、

これから竹田城のように

「天空の城」として有名になり過ぎないか

心配でたまりません(笑)

地元の人は観光客が沢山来るのは

もちろん大ウェルカムでしょうが(笑)

そんな思いを抱きながら

僕たちはここからは、自然歩道を歩いて、

鷲原八幡宮へ向かいます。

今日の面白い木

五つに枝分かれした幹を持つ木。

根元は一つなのに

地上1mくらいで五つの幹に

分かれています。

妻がいち早くこの木を発見し、

何でかな〜と

かなり突っ込みを入れておりました(笑)

 

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