2024/02/29
増上寺(東京都港区)大殿(本堂)
意外とコンパクト
昭和二十年に空襲で焼ける前には、
広大な寺域を持っていた増上寺ですが、
戦後復興された寺域はそのごく僅かです。
そんな経緯もあってでしょうが、
名前からするイメージよりも
増上寺の境内は意外とコンパクトで、
伽藍配置も分かりやすく、
巡拝者にとっては、
安心して参拝できるお寺で、
僕たちも迷うことなく(笑)
楽しませていただきました。
大殿(本堂)
まずは境内図で順路を確認。
大殿は三解脱門から入って
真っ直ぐ行き、石段を登った先。
大殿&東京タワー、
この光景何度見ても良いですね〜!
石段を登り切ったところの
青銅製燈籠。
徳川家の家紋入りなので
将軍の霊廟前などに
安置されていたものかも知れません。
お堂内へ。
扁額。
ご本尊の阿弥陀如来に参拝。
豪華&シンプル。
この後、左側の回廊へ。
浄土宗の宗祖、
法然上人に参拝。
法然上人の前には、
こんな光の道が見えて、
なんだか神々しい感じです。
仏様なのに神々しいって
なんか変?
いや神仏習合でOKでしょう(笑)
回廊を右側へ。
高祖 善導大師。
Wikipediaによれば、
この方は中国浄土教の僧で、
法然さんにも大きな影響を
与えた方のようです。
大殿を背にし三解脱門方面の眺望。
ズームして三解脱門を撮影。
人との比較で、
この門の巨大さを
改めて知ることができます。
安国殿
お堂などよりも
徳川家のお墓参りが頭にある妻(笑)
安国殿前を一旦スルーしたのですが、
一応中も見ておこうと入ってみました。
右が安国殿ですが、
やはり東京タワーの存在感は圧倒的で、
ついついそちらを見てしまいます(笑)
安国殿。
「安国殿と黒本尊」
以下、案内の抜粋・要約です。
「徳川家康公の法号「安国院殿」から
その名をとっています。
「安国殿」とは
元来家康公の尊像を祀る
御霊屋を意味していましたが、
戦後の堂宇復興の一環として、
仮本堂をこの地に移転し、
家康公の念持仏として有名な
「黒本尊阿弥陀如来」を安置し
「安国殿」と命名しました。」
お堂内部。
あまり興味がないので、
(家康さんごめんちゃい!汗)
早々に退出(笑)
フライング?
次に増上寺一番の目的、
徳川将軍家墓所へのお参りへ。
ここから入って奥が、
目指す墓所ですが、
実はこの時、
墓所の前まで行って引き返しました・・
というのも
まだ墓所の開門時間前だったから(笑)
そんな訳で予定を変更し、
先に台徳院霊廟総門へと向かいます。
(続く)