足尾銅山観光(栃木県)トロッコ列車

 

光と影

「足尾鉱毒事件」といわれる

足尾銅山の公害問題に立ち向かった

田中正造の足跡を辿る旅の始まりは、

足尾銅山自体への訪問です。

しかし、

足尾銅山近辺における展示や解説には、

「田中正造」の存在はなく、

ここは足尾銅山の繁栄という

「光」の部分のみを

体験できる場所となっていて、

鉱毒事件とそれに関わる

田中正造の行動、言動や

住民の苦しみなどに関しての

「影」の部分については、

翌日訪問した館林市の田中正造記念館、

佐野市の田中正造旧宅などで、

ようやく知る事となるのです。

従って、

足尾銅山に行くならば、

田中正造さん関連施設にも足を運び、

光と影のどちらをも

バランス良く体験するのが

ベターかと思います・・・

そんな事を考えていたら

伊勢の神宮のみの参拝だと「片参り」で、

朝熊岳金剛證寺を参拝して、

初めてお伊勢参りが完結するという

言い伝えを思い出しました・・

銅山とは全く関係ない話ですけど(笑)

ステーション

福岡空港から6時間

遂に妻の望みが叶う時が来ました!

足尾銅山観光入口。

「足尾まち歩き〜地域案内〜」

「足尾食べてっけ!?」

標高617m。

634mの東京スカイツリーの高さに近く、

ここは意外と高地なのです。

「足尾銅山の世界遺産登録を

めざしています。」

横断幕に、

地元愛を感じますね!

ステーション・入坑券売場へ。

もうすぐ。

売り場到着。

入坑券を購入。

奥に「ステーション入口」とありますが、

トロッコ列車への乗車は、

ここからではありません・・・

この日は、というか

今現在では、パンフの左下の

「ステーション」から

もっと坑道寄りの

「通過駅」と記された所からの

乗車になります。

こちらはパンフの反対面。

入坑券の表裏。

トロッコ列車

ここからは線路沿いに

徒歩乗車駅を目指します。

道案内は完璧。

線路が錆びていないので、

繁忙期などは、

「ステーション」が起点となるのかも

知れません・・・ね。

ここで妻が雄叫びを(笑)

「あれ、足字銭だ!」

お〜ありますね!

足尾の鋳銭座で造られていたという、

「足」の文字があしらわれている

寛永通宝の巨大レプリカです。

振り返って渡良瀬川に架かる、

通洞大橋を望む。

駅に到着。

お〜トロッコ列車が待ってますね!

お出迎えの堀大工。

「通洞坑人車入口」

乗り場はすぐそこ。

壁に資料パネルがありますが、

すぐにトロッコに乗るように

促されるのでゆっくり見る暇は無し(汗)

僕たちが一番乗りなので、

座席は当然一番前を確保します(笑)

お〜こりゃ〜特等席だ〜!

運転手さんが乗っても

前がバッチリ見えて最高です!

トロッコ列車からの風景。

坑道に入っていくトロッコ列車。

(坑内散策後に撮影した動画)

もうすぐ坑道!

ここで妻のテンションはマックスに!

動画だとさらに楽しさが分かるはず?

到着。

坑道に停車するトロッコ列車。

走り去るトロッコ列車と

はしゃぎまくる妻との

ツーショット完了。

テンション上がった所で、

坑道内の散策へと向かいます。

 

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