豊後中村駅(大分県九重町)
JRで全国唯一
日本の鉄道で
茅葺屋根の駅舎を持つのは、
会津若松鉄道の湯野上温泉駅と
ここ豊後中村駅の2つだそうで、
JRに限れば、ここ豊後中村駅が、
唯一、茅葺屋根の駅舎となっています。
そんな日本の原風景的な
駅舎が隣県にあるのは、
僕にとってはちょっとラッキーなこと。
行ってみるしかないでしょう(笑)
豊後中村駅にて
日田市天瀬町の桜滝から車で40分、
豊後中村駅に到着です。
駅舎遠景。
豊後中村駅は、
平成22年の改築時に、
茅葺屋根になっています。
案内板に句碑が、
後付?(笑)されています。
「下車客五・六人に楓めざましく」
山頭火が豊後中村で詠んだ句ですが、
彼がここに来た昭和5年も
乗降客は少なかったのでしょうか・・・
茅葺屋根の駅舎と土蔵風建物。
駅舎内へ。
待合室。
筋湯温泉などの旅館案内。
こんなところもレトロで風情があります。
ここにも休憩所があります。
扉を開けて中を撮影。
茅葺屋根に改装当初は、
ここに食堂があったそうですが、
持続可能ではなかったようです・・・
時刻表。
特急「ゆふ」も停車。
もうすぐ14:41発、
ゆふ4号が到着するので、
ホームに入場することに。
入場料はおとな170円。
5年前、東峰村で行われた、
「竹棚田の火祭り」を見に行った時、
僕たちが降り立った、
今は無き日田彦山線、
筑前岩屋駅の名前が
そのまま残っていますね!
貴重な路線図です。
何と、ここ無人駅ではありません。
人が人に受け渡すという、
昔ながらのシステムで、
入場券をGET。
駅に人がいるだけで、
超感動ものです(笑)
ホーム側から見た駅舎。
駅名標。
跨線橋から由布院、大分方面を撮影。
こちらは反対、
日田、久留米方面です。
駅舎反対側、
2番のりばから見た駅舎。
こんな案内もあります。
そして、列車の入線を
正面から俯瞰するべく、
再び跨線橋へ。
きました!特急ゆふ号だ!
到着。
ここからは駆け足で、
跨線橋を下ります。
ホームからのツーショット(笑)
さらに上からのツーショット。
茅葺屋根と赤い車体。
なかなか絵になりますね!
1番ホームからお見送り。
ありがとう!ゆふ4号。
入場券をこの中に入れて、
豊後中村駅の散策は完了です。
今日のお地蔵様
駅舎のすぐ左側で見つけたのが、
こちらのお地蔵様です。
「夢地蔵」
案内には、
「夢をかなえてくれるお地蔵さんとして
可愛がってくださいね」
このように書かれています。
豊後中村駅に来る夢は、
叶いましたよ!(笑)