大山寺(鳥取県大山町)

 

鳥取県は東西に広い

大山寺が鎮座する西伯郡は

鳥取県の西側、

県庁所在地の鳥取市は東側、

同じ鳥取県でも福岡から行くとなると

高額な交通手段・パッケージツアーは

一切使わない僕たちの場合、

西側までが1泊2日で行ける

範囲内でしょう。

意外と広いのですよ、鳥取県は!

ただ、鳥取県の西側だけでも

行きたい場所が多くあるのも事実。

ということで、

鳥取県東側の「行きたい」ところは、

今後の楽しみにとっていきましょう。

裏口から・・・

大神山神社参拝のあと

大山寺へ行く場合には、

神社の参道から本堂に

直結した近道があります。

趣のある参道を下り・・・

左側に見えてきた側道の先に

いきなり本堂が見えています。

僕たちはこちらから行き、

心の準備も無く(笑)

参拝したのですが、

やはり、

正面玄関でもある山門前から

順番に登ってようやく本堂に着いた

という流れで書いたほうが

しっくり来るので、

ここからは、僕たちの

参拝記逆再生となります(笑)

天狗茶屋

早朝には見られない光景を

この時間だからこそ見られました。

こちらは、

早朝の神社とお寺の分岐点。

この時は全く気づかなかったのが、

天狗茶屋というお寺がやってるお店です。

鳥居手前にある天狗茶屋。

開店前だったので

気づかなかったのですね。

「禅バーガー」

これが気になって

一瞬ここで昼食にしようかと

妻と話しましたが、

やはり参拝前にトイレを借りたお店で、

食べることにしたので、

禅バーガーなるものは、

お預けとなりました。

何でもアバウトな僕たちですが、

こんなところは、

意外と義理堅い?夫婦なんです(笑)

お店の前のポスト。

紙兎ロペみたいな牛くんが、

「お福わけポスト」の案内役です。

山門

ここから参拝開始。

(逆再生ですよ・・笑)

山門へ。

仁王像もいらっしゃいますね。

お寺よく見かけるデザインの手水鉢。

蓮の葉でしょうか?

湧き出る清らかな水を見てるだけで、

身も心も浄化された気になるから

不思議です。

「角盤山 大山寺」の寺号表。

いただいたパンフレットには、

角盤山(かくばんざん)という

山号について次のように記されています。

「天空のはるかかなたから

兜率天(とそつてん)の角が欠けて

大きな盤石が地上に落ちてきました。

盤石は三つに割れて

その一つは熊野山になり、

二つは金峰山になり、

三つはこの大山になりました。

こうしたことからこの山を

角盤山と名づけられました。」

なるほど~だから大山山ではなく

角盤山というのですね。

大山山って言いにくいし

これでヨカッタ~(笑)

石段を上へ。

左右にはいくつもの

こんな古いお地蔵様が

僕たちを見守ってくれています。

それにしても

神社参道といい、ここといい、

お地蔵様だらけですね。

木漏れ日の中に佇む山門、

いい風景だ~。

下山観音堂

参拝志納金を納める場所でもある

下山観音堂へ。

お~!この光景、

大神山神社本殿隣の

下山神社のお狐様とシンクロしますね!

しかも「下山観音堂」と

「下山」の名前が付くのは、

縁起的に同じルーツがあるからでしょうか?

大山寺のパンフレットには、

「御堂の前に祀られている一対の白狐は

観音様のお使いです」

このように書かれていますので、

下山神社の時ネットで調べた

神社創建の由来の

「(御祭神である)照政は、

決闘の末殺され、

その遺骸を埋めた塚には

白狐が棲みついて群れをなし

神託を下すようになった。」

これとシンクロしますよ。

神仏分離時には大人の事情で、

多くの御祭神や縁起などが

変えられていますので、

僕なりに「同じ」と推測しています。

右側が吽形。

左側が阿形。

小さな古いお狐様も

さりげなく配置。

参拝&志納金をお納め完了。

灯明杉

さらに上へ。

石段左側にお地蔵様が見えています。

「灯明地蔵」と「灯明杉」。

杉の説明には、

「その昔、日本海を

航行する船が難航の折り、

この杉の頂きから一大尖光を発し、

方向を変えたため

難を逃れたといわれる霊木」

このように書かれています。

護摩堂

次は護摩堂へ。

ご本尊は、不動明王。

本堂

そして、本堂へ。

逆光なのでまずは斜めから撮影。

それにしても、

早朝、駐車場に着いた時の嵐からして、

まさか逆光に悩まされる(笑)とは、

想像もつかなかった嬉しい出来事。

神様仏様ありがとう!

本堂正面。

参拝。

この時、何故この山には、

お地蔵様がたくさんいらっやるのかが

わかりました。

それは、ここのご本尊が、

地蔵菩薩だと知ったからです。

だからお地蔵様を大切にしていた

妻のおばあちゃんも

ずっと見守ってくれていて、

嵐のち青空という

奇跡も起きたのですね!

本堂右前にいらっしゃる

賓頭盧尊者。

(びんずるそんじゃ)

自分の悪いところを撫でると、

良くなるという言い伝えが・・・

頭と左眉毛と鼻が悪い人が

多いようです(笑)

鐘楼

本堂右横には鐘楼があります。

逆光を気にしながら(笑)撮影。

妻もひと撞き。

お地蔵様

鐘楼の後ろ側にも、

多くのお地蔵様がいらっしゃいます。

供養塔の前のお地蔵様。

右の石碑には、

「慰霊碑」と刻まれていますので、

慰霊のためのお地蔵様たちかも

知れません・・・。

お地蔵様の中でも

僕が一番注目したのが、

このデフォルメされたもの。

何とも味がありますね。

最後は本堂をバックにツーショット。

これにて大山寺参拝は完了です。

今日の残念

大山寺でいただいたパンフ&チケット。

なんと宝物館にも

これで入れたのでした~(汗)

しっかり見ないのが、

僕の性格、

しかも「阿弥陀堂」という

室町時代末期の建物があるのも

ブログを書く時に知りました。

この二つを「今日の残念」として、

記念に書いておきます(笑)

 

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