福岡城ピクニック・大濠公園から

 

二つの公園

福岡城の跡地は、

天守台や城門の位置する

お城の中心部が舞鶴公園、

西側の大きな濠(堀)部分が大濠公園と、

二つの公園として整備され、

福岡城の広大さを

象徴しているかのようです。

この二つの公園を実に上手く使い、

僕達に解説してくれたK氏、

まずは西側のお濠部分、

大濠公園からのスタートです。

K氏の意図

K氏主催の福岡城ピクニック、

潮見櫓復元工事現場へと

向かうのかと思いきや、

K氏の足はいきなり櫓とは反対方向、

大濠公園方面へ・・

まるでドラクエの如く?

K氏の後ろに続く僕達。

どこかで武器を手に入れる必要もなく、

の〜んびりとついて行きます(笑)

翌日が福岡マラソンだった日で、

いつも以上にランナーが多いような・・

そうでもないような・・(笑)

大濠公園定番の風景。

そして、

解説現場に到着。

K氏の資料の一部を抜粋させていただき、

現在地を確認してみます。

赤矢印と水色丸で僕らの立ち位置と

潮見櫓を書き足しました。

三代将軍家光さん時代、

今とあまり変わらない街並みと、

今とは全く規模が異なる

大濠公園がありますね。

ここからは、大濠越しに

福岡城の全景が見渡せます。

天守台は樹木で隠れてはいますが、

江戸時代ならば、

木々も少なく、

福岡城の全景が見渡せた事でしょう。

また、

左側の建物などが無ければ、

端っこ(北側)の潮見櫓までもが

見えるとのK氏解説にも、

大いに頷けます。

これでようやくK氏が、

この場所を解説のスタートに

選んだ意図が理解できました。

先に全体像を把握して、

その後、詳細を見て行くと

詳細の内容自体が、

より頭に入りやすくなるという

「人類の特性」を活かす

深謀遠慮があったのですね!

正直、

ここから「福岡城として」眺めるのは、

生まれて初めてで、

かなりの感動もの、

K氏の意図にどハマりの僕でした(笑)

解説中のK氏&ご一行様。

カモちゃんもK氏のお話に

聞き入っているのかな?(笑)

この写真、

陰に表に大活躍のP氏の撮影で、

めっちゃライブ感あって、

僕のお気に入りです。

腰巻石垣

解説も終わり、

ご一行様は、潮見櫓復元工事現場へ。

レストラン花の木が入るボートハウス前。

妻の向かう先には、P氏が!

まさか妻はP氏に

喧嘩売りに行ってるのか?(汗)

ちょっと「謎写真」に満足する僕(笑)

P氏撮影、

「GHQが入っていたビルを撮影する僕」。

意外と躍動的なんだ・・(笑)

自分の撮影姿なんてまず撮れないし、

こちらも貴重な一枚、

P氏には心から感謝です!

ちなみに

GHQが入っていたビルというのは、

K氏の解説で初めて知りました。

どデカいバックを肩に抱えたP氏。

なんの変哲もないこのバック、

後々、ピクニック参加者達に

サプライズな至福の時を与える

「魔法のバック」と化するのですが、

この時は、まだ誰も知らず・・

K氏の解説で知ったのが、

ここは土塁の下部分だけに石を積んだ、

「腰巻石垣」だということ。

見逃してしまうほど地味ですが、

間違いなく腰巻です。

遠く離れた江戸城彦根城

腰巻石垣は知ってても

地元福岡城の腰巻石垣が、

目に入らなかったとは、

やはり

灯台下暗しなんですね(汗)

土塁断面。

こちらもK氏の解説なければ

スルーする所でした。

そして、

遂に見えてきたのが、

潮見櫓復元工事の現場です!

(続く)

 

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Comment

  1. 源能直 より:

    いつも、前方にいますから、、、
    後方の楽しげな様子を見ることが出来て、癒されます。安心します。

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