浜田城(島根県浜田市)前編

 

日帰りの限界点

「青春18きっぷ」は、

5回(日)分一組で販売され、

売価は11,850円。

日本全国のJRの普通と快速に

一日乗り放題で2.370円という

破格値です。

(2018年4月現在の価格)

この切符でどこまでが、

福岡市近郊から日帰りの

限界点(観光もする前提)かと言えば、

山陰方面だと、ここ浜田市でしょう。

滞在出来るのは4時間ほどですが、

僕が見たい場所は集中しているので、

わずか4時間でも移動にタクシーを使えば、

かなり楽しめます。

市内移動のタクシー代の方が、

福岡〜島根の往復よりも

高くなるのはご愛嬌(笑)。

浜田城へ

濱田護國神社の本殿横からが、

本丸に向かう登城口になります。

神社から上にいく前に

まずこの碑が目に入って来ます。

これは、「浜田藩追懐の碑」で、

司馬遼太郎の執筆による

石見(いわみ)をたたえる文章です。

碑文の横には

浜田城復元CGIがあり、

これから登城する僕たちには、

とても分かり易く親切なもので、

浜田市教育委員会もなかなか

やるじゃないか〜!と感動です。

浜田城跡の案内は、

濱田護國神社本殿の真裏になります。

門が見えてきました。

元々は浜田城の門ではありません。

案内を読むと、

津和野城→浜田県庁舎→浜田城と

旅して来た門でした。

一週間前に津和野城に行った僕は、

他人事のようではなく、

ちょっと嬉しい気分にもなり

それとは裏腹に、

津和野城に戻す手はなかったのか?

とも思ってしまいました(笑)

門から登城。

素敵な石垣が見えてきました。

三段櫓があったような石垣。

さらに上ります。

このあたりの石段は、

昔のまま残されています。

石垣も江戸時代のものでしょう。

石段が崩潰しているようで、

ここから先は立ち入り禁止です。

案内によると崩潰しているように

見える石は、石垣に使っていた

裏込め石が露出したもので、

明治時代に石垣を崩して

この階段を作った名残でした。

三の丸への石段。

二ノ門付近。

各所に分かり易い案内があり

ここには櫓が建っていたようで、

櫓の絵まで添えられていて、

本当に親切です。

二ノ門の石段。

階段を上から撮影。

ここは枡形虎口になっています。

枡形虎口全景。

ここから本丸方面に上ります。

よく見るとこの石段は、

自然石を削った感じですが、

門から上がってきた階段は、

ブロックのようにしっかりと

形が作られていたので、

あの階段は明治時代に作られた

(作り直された)ものかも知れません。

今頃気付いてしまいました(汗)

本丸の石垣が見えてきます。

本丸の石垣。

ここを上るといよいよ本丸、

山の頂上になります。

謎の石

登城途中でみかけた石。

戦国時代、江戸時代の

旗立石ではないようですが、

穴があいているのは、

幟を立てた石なのでしょうか?

古いものですが、明治期でしょうか?

梅の花の神紋が彫ってあります。

天満宮や菅原道真と関係があるのか?

まさか〜そんな事はないでしょう。

結局謎は謎のまま(笑)

 

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