一乗谷城(2017年福井の旅)(福井市)前編

 

福井県のお城推し

今回の福井の旅では、

三カ所のお城に行きました。

現存天守がある丸岡城、

福井県庁がある福井城、

そして、最後に訪問したお城が、

このブログで紹介する一乗谷城です。

そのどれもが、今の現状にあった整備がされ

また、されつつあって、

お城を観光の目玉に据えるという意味も

さることながら、

文化財を保護し、復元し、

多くの人に豊かな知識を

享受してもらいたいという気持ちが

ひしひしと伝わって来ました。

一乗谷城は国指定遺跡ということもあって、

資金も潤沢に?あるのかも知れませんが、

中世の町並みを再現してしまうのは、

本当に凄いな〜っと感心しきりでした。

一乗谷城へ

須波阿須疑神社から福井市内へ

車で30分ほど走ると、

一乗谷城の北端に到着します。

路端には国指定特別史跡、

「一乗谷朝倉氏遺跡」の石碑。

一乗谷川。

広域マップ。

遺跡の中心地マップ。

右上の山にお城があり

谷の部分が屋敷や町になっています。

北の入口を防御する上城戸。

その構造が書かれていて、

とても親切な案内板に遭遇。

大きな土塁みたいなのが上城戸。

南には下城戸がありますが、

今回はそこには行っていません。

あとから調べると石垣もあって

なかなか見応え十分なもので、

訪問しなかったのが、

ちょっと残念かも?(笑)

一乗谷全景。

ここから復原町並の入口目指し

散策します。

門のように立っている二本の木。

まるで、ここから入ってくださいと

言わんばかりの佇まいですね。

遺跡内には天皇皇后両陛下

お手植えの木がありました。

天皇陛下の詩。

小学生か中学生と一緒に

木を植えられた情景が

目に浮かびます!

米津(よねづ)

米を蓄えるところかと思ったら

違っていました(笑)

案内によると

ここには、いくつもの館があり

ここからは日常生活品や刀装具を

型押しした土製の型や

金属を加工する材料や道具が

発掘されています。

一乗谷川にかかる橋を渡り

復原町並入口へ。

ここはSoftBankはじめいくつもの

映画やテレビのロケ地として

使われています。

入場口。

大人210円。

佐賀県の名護屋城でタブレットの

味を占めていた僕は、

迷わずタブレットをレンタル。

一台500円は適正価格ですが、

そして名護屋城では

秀逸なタブレットが無料だったことを

改めて凄過ぎると振り返って感心(笑)

遺跡遠景。

武家屋敷跡の復原。

 

復原された門。

復原町並。

ここだけは戦国時代に

タイムスリップ!

各家も完全復原。

家の中。

厠(かわや)も復原町並の一環。

和式便所の原型とも言える

木製の便器に注目!

但し、使用は出来ませんでした(笑)

商家の家。

タブレットでは役者さんが出演する

動画が出てきて、そのリアリティに

びっくりですよ!

武士の家。

朝倉氏100年、

5代にわたる城主の名が掲げられています。

その横にはここで出土した

重要文化財2,343点の内訳もあり、

いかに文化財として価値が高い

場所かがわかりました。

再び一乗谷川を渡って、

次に館の跡へ向かいます。

今日の注目

戦国衣装着付体験。

この復原町並ならば

戦国衣装で撮影したら

さぞかし面白いことでしょうね!

僕たちは時間と金が無かったので、

またの機会に伸ばしましたが(笑)

 

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