岩屋寺(愛知県南知多町)

 

江戸の面影

岩屋寺のサイトによれば、

「霊亀元年(715)行基菩薩を導師として

開眼供養が行われ創建される。

弘仁七年(816)

弘法大師、二度目の来山時、

奥之院で百日間の護摩法要を行い、

その灰で一寸八分の千手観音の尊像を作り、

行基菩薩が作られた

聖観音像の御光の中に奉安されたと伝わる」

このように記されていて、

後に東大寺大仏造立の

メインキャストとなる行基菩薩と

高野山を開いた弘法大師とが

タッグを組んだ、

最強クラスのお寺であることが分かります。

江戸時代に入って、

天台宗となったようですが、

これは徳川家康が天海僧正の

天台宗と懇意だった事と

関係しているのではと

推測しています。

とはいえ、

真言宗の高野山には

徳川家の廟所もありますし

奥之院には、

尾張徳川藩主の墓もありますので、

天台宗・真言宗ともに

仲良くやっていたのでしょう(笑)

岩屋寺は、その後、

昭和二十六年(1951)、

天台宗より改宗し、

尾張高野山 総本山となって、

現在に至っています。

このような歴史ある寺院の岩屋寺、

その江戸時代後期の姿がこちらです。

尾張名所図解に掲載された

天保時代の岩屋寺。

(国会図書館デジタルコレクションより)

そして、

こちらが現在の岩屋寺全図です。

伽藍の配置や石垣など、

江戸時代の面影がよく残っていますね!

現在の本堂が再建されたのが、

文化年間と言いますから、

天保時代のものと今の本堂は

同じということになり、

古い物好きな僕としては、

嬉しい限りです(笑)

参道

中之院の92体の軍人像を参拝後、

岩屋寺本堂の参拝へと向かいます。

 

こちらは本堂前に出る石段ですが、

いつものように(笑)

本参道の起点まで戻ります。

参道正面から。

鐘楼。

文化財の紹介。

本堂が見えてきましたが、

その前に手水舎へ。

ベンチが設置されて、

休憩所としても機能しているようで、

こんな細やかな配慮に

岩屋寺さんの優しさを感じていたら、

それを凌駕するものに

出会ってしまいました(笑)

花手水・・だけじゃないんです!

手水鉢の端にちょこんと

鎮座する干支のお馬ちゃん、

これは、癒されますよ!

そしてさらに追い討ちが・・

カエルちゃんとアヒルちゃん。

靴の中から乗り出したカエルちゃん、

陶器製の金魚ちゃん、

もうたまらんですな!

ちっちゃな水鉢にも

手抜かりはありません(笑)

本堂

カエルちゃんたちに

癒された所で本堂内へ。

本堂正面。

本堂入口前の案内。

毎月数々の行事をされています。

そしてこの時、妻が雄叫びを(笑)

「見て、あんたの誕生日やん!」

お〜今月の岩屋寺大祭、

僕の誕生日にあたるんですね!

勝手にご縁を感じて、

ご利益いただいた気分です(笑)

本堂内の写真撮影はOKとの事で、

ご本尊に敬意を持ちつつ

撮影させていただきました。

「巌窟寺」の扁額。

徳川家由来のお寺らしく

葵の御紋が目に入りますが、

その間に燕と蝶々が飛んでいるのが、

ちょっとお洒落ですね!

干支の馬の切り絵も出迎えてくれます。

ご本尊、千手観音様に参拝。

仏様のお下がりを

持ち帰ることが出来るのですが、

僕たちは見るだけでした。

スマホで見られる岩屋寺のお宝の紹介、

ここまで書かれると、

見ない訳には行きません(笑)

まずは、奥之院での護摩法要の場面、

護摩を投げ入れる瞬間が

スローで撮影されていて、

これがめっちゃ心に響くのですよ!

また、

弘法大師が奥之院を開いた時の仏事で

使用したとされる金銅法具類は、

見た目は美しく、

しかも五鈷鈴の

「チリーン」という音色も

素晴らしいのです。

その昔、弘法大師様も

同じ音を聞かれたと思うと、

感慨深いものがありますね・・

このような映像を

制作されている岩屋寺さんの優しさ

本当に心に染みてきます・・・

岩屋寺は「きり絵」推しです。

様々な切り絵グッズが

展示されています。

参道から笠森稲荷(左)と経蔵を遥拝。

最後は本堂バックにツーショットで〆。

正直、

中之院の軍人像目当てにここに来ましたが、

あまりにも素晴らしいお寺なので、

奥之院なども含めて

改めて巡りたい気持ちが湧いています。

しかもブログを書いている時、

この近くには、源義朝の墓や、

義朝がお風呂で討たれた場所も

ある事を知り、

益々知多半島が気になっています(笑)

 

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