2017/12/31

益富城(ますとみじょう)の旅(福岡県嘉麻市)

 

黒田六端城(くろだろくはじょう)

関ヶ原の戦い後、筑前国福岡に入封した黒田長政は国境を守る為に

6つの出城を設けています。

この6つのお城は「黒田六端城」と呼ばれていて、

そのうち5つは仲が悪かったと言われる細川忠興の領地である豊前国との国境で、

その国境の城の一つに黒崎城があり、これは小倉城に対するものだったようです。

今は黒崎と同じ北九州市内の小倉は豊前国だったんですね!

お城を旅すると必ず歴史が絡んで来ます(笑)。

都度初めて知ることばかりで、知るとまた新たに旅行したくなる

旅行すると新たに知識が入りまた出かけたくなるという

「無限ループ」にはまってしまっているのが今の僕です(笑)

そしてその無限ループを続けるには資金が必要ですが、

なんせ僕は財産はゼロ、非正規雇用のパートですから

収入は大学新卒初任給の半分くらい(泣)

妻のパートのお金もあてにしつつ(笑)食費も削り

洋服だって僕は夏の旅は青か黄色のシャツしか着ていませんし

黒のジーパン1本だけで過ごしています。

妻だっていつも同じような服を着ています(汗)

しかし環境は人を大いに育てます!

お金はあまりかからないけど思い切り楽しい場所を探すのも

最近の得意技になってきました(笑)

そんな得意技を駆使したのが今回の益富城の旅なのです。

自宅からガソリン代など2,000円くらいで行けるし、

有料道路と有料施設は無いし、お城周辺の見所も多いし、

僕たちにとって完璧な場所です!(笑)

もちろん今回、昼食は妻の弁当ですから

食費も最低限なのは言うまでもありません。

それでは野口英世2枚の旅に出発です!

益富城へ

この旅は見所満載なので、お城訪問に先駆けて、

道中、二カ所も素敵な場所を観光しています。

以前書いた「三郎丸の大樟」と昨日書いた「嚴島神社」です。

一番の目的地に行く前に既にかなりの充実感があるのは、

その旅は大成功したようなものですね!

益富城は山の頂上付近まで車で行けます。

案内板も分かりやすくてGodです!

GoodでなくGod。神対応(笑)

案内板の近くにはすぐに遺構があり、

早速テンションが上がります!

別曲輪跡

まずは本丸を目指して歩いていくと早速石垣跡発見。

石垣が崩れて来たのでしょう。

ここは「水の手曲輪跡」

水の貯水池だったようです。

水の手曲輪の周囲にはこんな石垣が残っていました。

空堀(からぼり)

畝状竪堀(うねじょうたてぼり)

そして、二の丸に到着。

立派な石碑です。

石碑の横にはこんなものが!

嘉麻市の「顔ハメ」

KAMAHAME(かまはめ)です(笑)

ここまで言うならKAMAHAMEHA〜〜〜!でもいいかも(笑)

ここにも詳しい地図があり本当に助かります。

初めて訪れる人にとっても優しい

嘉麻市のおもてなしは素晴らしいですね!

櫓(やぐら)跡

虎口(こぐち)跡

横矢(よこや)石垣

二の丸全景

そして、ネットで見ていた「白米流し跡」

敵に対しこの城には豊富な水があるように見せかけるために豊臣秀吉が考えた奇策。

大量の白米をこの崖から流す事で、遠くから見た敵が

まるで水が滝のように流れているように見間違ってしまい、

結局降伏したというものです。

これ以外にも益富城では一夜城といい

村中の障子をかき集めそれを山頂にくみ上げ「城」のように見せて

一晩で城が出来たように見せかけて、敵の戦意をくじいたそうです。

やはり秀吉という人の頭はアイディアの宝庫だったのですね!

二の丸と本丸のつなぎ目当たりから見た素敵な景色。

田畑は昔からのものでしょうから

きっとこのお城にいた人たちも同じような風景を見ていたのでしょうね。

本丸入口付近の櫓跡

本丸跡の碑

この囲いの中に礎石があります。

ここにも分かりやすいように名前が書いてありました。

これは旗立石。

石に穴があいていますので、ここに旗を立てていたのでしょう。

枡形の虎口(入口です)

櫓跡

そして、嘉麻市のおもてなし力がここでも発揮されていました!

何と、城跡に向かった展望台です。

ここに登っても外界の景色は見えませんので

恐らくお城を楽しむ為に設置した展望台だと思われます。

その展望台から見た本丸の景色はこちらです。

いや〜素晴らしいですね!

高さがないとこんな広がった景色は見られませんから。

まるでドローンを飛ばして空撮したみたいです。

これだけでもここに来た価値があるというものなんて大袈裟ですが、

嘉麻市がこれだけのものを準備しているなんて

知らない人が多いのではないでしょうか?

もっと知ってもらいたいものです。

石垣のアップ

いい感じで石垣もしっかりと残っています。

そして、少し下ったところにある「馬屋跡」へ向かいます。

案内板の地図を見ていたから迷わずに散策出来ました。

馬屋跡に到着

ここからまた登って本丸に戻ります。

本丸に戻ってみると素晴らしい青空だったので、

石垣と青空の写真をパチリ。

僕たちの写真は本丸と二の丸のつなぎ目で撮影しました。

やはり背景の原風景は素晴らしいです!

本丸から一旦駐車場に戻り、そこから今度は周辺の遺構の散策です。

周辺も地図にはしっかりと載っているので、

全く迷う事なく目的地に到着出来ました。

文字もはっきりしているし新しいし、完璧な道案内です!

こちらが出丸跡。

櫓台みたいになっていますね。

近づいてみると結構な高さです。

次に別曲輪へ

少し小高い場所にあります。

別曲輪の頂上広場には石垣も残されていました。

こちらは礎石か石垣でしょう。

下に降りてみるとやはりここも高さがありますね。

お城自体の散策はここで終わりですが、益富城周辺には

このお城の歴史に関連したいくつもお寺や遺構、神社などが

ありますので、行けるところは全部行ってみました。

それにしてもこんなに楽に散策出来、

多くの遺構を体験出来るとはラッキーでした。

本当にここに来て良かったな〜!

今日の癒し

二の丸から本丸のつなぎ部分にあった櫓風の倉庫(多分)。

城跡の雰囲気に溶け込んだ外観、基礎部分なども石垣風にしてあり

二の丸から本丸に行く僕たちの気持ちを盛り上げてくれました!

 

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