亀山社中資料展示場(長崎市)

 

人が一番

亀山社中記念館

亀山社中資料展示場。

長崎の旅に先駆け、

ネットで亀山社中の場所などを

調べていると、

この二つが出て来ました。

最初は同じ場所を二つの言い方で

呼んでいるのかと思っていましたら

記念館は入場料300円、

資料展示場は無料と知り

両者は違うものと判明(笑)

しかし、こんな近い場所に

似て非なるものがあるのは、

いったい何故なんだ?

そんな疑問を抱いた僕です。

それは、亀山社中資料展示場が、

「龍馬を愛する心」で運営されているのが、

ひしひし伝わって来たことで

「な〜るほど〜!!

そうだったんだ〜!」

と納得しました。

同じ坂本龍馬を顕彰する場所に

仕事だから居るのと、

自分が大好きなものを

紹介したい一心で居るのとは、

伝わって来る物が、

全く違うという事です。

僕はここに来て、

僕たちがこれから

生きていこうと決めた道が、

間違いないことを教えられ、

大きな勇気を貰ったのでした。

亀山社中資料展示場へ

冒頭で書いたように

亀山社中記念館から

亀山社中資料展示場までは

歩いて数分で行けますが、

その途中、こんなものがあります。

「龍馬のぶーつ」像。

何と、ブーツが銅像になっている

日本で唯一(かも)のものです!

そして、この銅像は履けます(笑)

妻の足には少し大きいようです(笑)

未来を指差す?妻。

これを建立した方の

遊び心とおもてなしの精神に

脱帽ですよ!

亀山社中資料展示場に到着。

案内からすると、

1863年に開業した西洋料理店

良林亭(りょうりんてい)の跡のようです。

亀山社中資料展示場は

「亀山社中ば活かす会」という

地元の有志によって運営されています。

なので、ここは龍馬ファンの聖地?

かもしれませんね。

玄関。

陶器のブーツがお迎えしてくれます。

部屋には写真や芸能人の色紙などが

所狭しと並んでいます。

さだまさし、武田鉄矢、

孫正義、真矢みき

蒼々たるメンバーですね。

反対側から撮影。

宮川大輔、ケンドウコバヤシ、

明治時代の総理大臣だった

松方正義の曾孫の色紙まであります。

余談ですが、Wikipediaを見たら

スケートの八木沼純子は

松方正義の玄孫(やしゃご)でした。

フィギアスケートって

上流階級のお嬢様がやるスポーツの

イメージですが、

そのイメージ通りだったと納得(笑)

長崎幕末番付。

東の横綱は坂本龍馬、

西の横綱は上野彦馬。

異論はありません!

亀山社中、海援隊、新海援隊などの

名簿が表にしてああります。

古写真が盛りだくさん。

案内の方が丁寧に、

そして龍馬愛溢れるディープな龍馬を

説明してくれて有り難い限りです。

暗殺される少し前の龍馬の写真。

高杉晋作や大村益次郎もいます。

高知市長から贈られた

龍馬のレリーフ。

龍馬の家系図。

説明で知ったのですが、

8代目当主の坂本直之氏は画家で、

北海道の有名なお菓子メーカー

六花亭の包装紙をデザインした方です。

そして案内の方は奥から見覚えのある

包装紙を出してきて見せてくれました。

こんな微に入り細に入りの対応って、

素晴らしいな〜っと改めて感動。

やっぱ、龍馬愛は半端ないですよ!

亀山社中、海援隊の変遷図。

マニアックで楽しい!

そして、こんなイベントもあります。

案内の方は親切にも

ハッピや提灯を持って来てくれて、

サービス満点!

妻はピストルを僕に

向けているような?(笑)

次に奥の小部屋へ入ってみます。

いや、もう龍馬だらけ!

相変わらず古写真も

膨大な数が飾ってあります。

龍馬の写真に写った

上野彦馬撮影局の「台」、

色んな方が使って写っていますね!

沢山の写真に混じって、

この方もいらっしゃいました。

龍馬の母親代わりになり

龍馬が生涯慕っていた姉、

坂本乙女さんです。

彼女は身長175cm、

体重110kgの巨体だったそうですが、

女性の体重を公表したり

巨体と言ったり、

いいのか悪いのか?

いやこれも坂本龍馬愛の現れ、

間違い無く良いことです(笑)

こちらは地元の高校生が作った

この界隈の地図「RYOMAP」

(リョーマップ)。

「全国龍馬ファンの集い」

へ〜そんなものまであるのか!

凄いぜよ、龍馬!

龍馬の等身大写真と妻の

ツーショット。

本当にここは

「楽しませる」仕掛けが

いっぱいありますね。

この絵が何だか気になって見ていたら

案内の方が、

「これは長崎の龍馬像を作った、

山崎和國さんが描いたもの」

と教えてくれました。

そして、目に入ったのが

この新聞記事です。

2年前、東京にも山崎和國作の銅像が

建立されていたのです。

しかもこちらは勝海舟との

ツーショット。

まるで結婚写真のように

仲睦まじい二人じゃないですか。

山崎和國氏は今年の6月、

お亡くなりになったそうで、

案内の方もしんみりされていました…

やはり、坂本龍馬の資料館は

坂本龍馬が大好きな人が運営するのが、

来場者にも楽しいのは間違いないですね。

妻も亀山社中資料展示場を

大いに気に入ってくれたようでした!

そして玄関を出て最後に志を…

少しばかり、

気持ちばかりですが、

入れさせてもらいました。

ありがとう!

案内の人!

 

  関連記事 - Related Posts -

 

  最新記事 - New Posts -

 

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください