観泉寺(東京都)本堂

 

江戸幕府の御威光

武将の墓に参るようになって、

お寺に行く機会が爆上がりしています。

徳川家康の日光東照宮や、

保科正之の墓所がある土津はにつ神社など

一部権力者のお墓での例外はあっても

やはり日本では、お墓と言えばお寺。

400年前に江戸幕府が、

民衆掌握のために命じた檀家制度での

「葬儀はお寺のみ」「神社での葬儀はNG」

これは現代までも確実に生きていて、

江戸幕府の御威光は、

未だ潰えずといった所でしょう。

山門

三カ所の境外仏堂を巡った後、

ようやく観泉寺の山門へ。

清々しい山門の全景。

山門向かって左側、

「都旧跡 今川氏累代墓」の石碑。

ここが僕たちの主目的、

なんかこの表示だけで、

今からお参りする今川氏真さんが

近づいて来た気がします(笑)

右側には、お寺あるあるの

「禁葷酒くんしゅ」の石碑があります。

僕たちはニンニクも食べてないし、

お酒も飲んでいないので、

入っても大丈夫なはず・・(笑)

掃き清められ、

歓迎感満載の山門前。

中へ。

山門に掲げられた「寶珠山」の扁額は、

永平寺七十三世貫首、

大光圓禅師の揮毫で、

禅師が九十三歳の時の書だと

書かれています。

本堂

山門をくぐると見えてくるのが、

庭園とその先の本堂です。

本当に素晴らしい境内だ〜!

参道左側の広大な庭園。

奥には滝が流れ、

その音も相まって心和む空間です。

庭園の池の上には

石造りの舞台があり、

ここで舞楽でもやるのかな?

なんて勝手な想像を

膨らませてしまう僕(笑)

参道右側の鐘楼。

鐘楼アップ。

鐘楼前から本堂を撮影。

滝の音を残そうと(笑)動画も撮影。

本堂右前の庭。

枝垂れ桜でしょうか?

本堂左側。

妻が好きそうな古木。

剪定された木。

侵入者を威嚇するかのような

特異な枝ぶりの木。

石庭?

本堂にて参拝。

扁額の文字は「観泉禅寺」。

こちらも山門と同様、

大光圓禅師、九十三歳の時の揮毫です。

九十三歳でこれだけの文字が書けるとは、

相当に凄い禅師だったのでしょう!

そしてこの後、

本堂向かって左手裏、

今川氏真の墓へと向かいます。

 

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