2021/08/16

景徳院(山梨県甲州市)

 

必然だった旅程変更

甲州市に建つ恵林寺

甲府市内にあるものと

大きな勘違いしていた事で、

急遽大幅な旅程変更となりました。

武田信玄の墓所がある恵林寺には、

どうしても参拝したかったので、

当初の目的、

甲府市内の甲府城に行くのをやめ、

武田勝頼が最期を遂げた場所であり

勝頼親子の墓所がある

景徳院に行くことにしました。

実はこの景徳院、行きたいけれども

甲府市内から1時間近くもかかるので、

訪問をあきらめていたのですが、

恵林寺まで行けば、

景徳院まではあと東に30分(笑)

行ける範囲になったという訳です。

新府城を訪問した時点で、

武田勝頼公に「お墓にも来てね!」

と、導かれていたのかも知れません。

旅程変更は、やはり必然だったのでしょう。

徳川家康建立の山門

武田勝頼の墓とともに、

ここ景徳院で行きたかったのが、

徳川家康が建てた山門です。

案内図。

境内向かって左側に山門や本堂、

右側に武田勝頼の墓などがありますが、

まずは、山門へ。

参道の起点。

僕たちは、ここから石段では登らず、

車で本堂前まで行きました。

体力温存(笑)

石段で登ると(登ってないが)

山門が見えてきます。

景徳院は、

織田信長が武田氏を滅ぼした3カ月後、

本能寺で斃れ、その後、徳川家康が、

北条氏との争いに勝ち、

甲斐国を領地とした後、

武田氏と遺臣の供養をするために

土地を寄進して建てたお寺で、

江戸時代、伽藍の多くは火災などで

失くなってしまったものの

この山門だけは天正時代の姿そのまま

残っているのです。

家康がとった

武田遺臣や甲斐国の人々に対する

懐柔策は、見事という他ありません。

渋い山門、

よくぞ残ってくれてました!

山門内の仁王像・阿形。

こちらは吽形。

仁王像は比較的新しっぽいので、

後年造られたものかな?

本堂側からも撮影。

家康の遺産とでも言うべき山門、

見られてヨカッタ!

武田勝頼の墓

次にお墓へ。

案内を超訳すると

「天正十年(1582)三月、

武田勝頼は新府城に火をつけて

岩殿城へ向かうも

小山田信茂に入城を拒否され

進退窮まった。

新府城をでた時に五~六百人いた従者も

この時は四~五十人ほどしかいなかった。

三月十一日、

滝川一益により包囲され自刃。

勝頼三十七歳、北条夫人十九歳、

嫡男勝信十六歳であった」

「甲斐国、中山広厳院の住職、

拈橋(ねんきょう)は、

敵味方の死体が累々としている中、

刀の中子に姓名そ朱書きにしている

武田の家臣に戒名をつけていった。

勝頼親子の遺骸は、

陣を張った高台の中腹に埋葬し、

後に地元の人々が

首のない地蔵尊を安置した。

「没頭地蔵」と呼ばれ、

境内の一角に祀られている。」

このようになります。

こちらは勝頼と夫人の辞世の句。

夫人の詠んだ、

「乱れたる世ぞ はてしなき」からは

確かに果てしない戦いの時代、

希望が潰えてしまった状況が

痛いほどわかります・・・。

信勝公辞世。

甲将殿

この背後にまるでご神体の如く

お墓が建っています。

武田勝頼、夫人、勝信の墓。

両脇には殉難者の供養塔。

左から嫡男勝信、

武田勝頼、北条夫人の墓。

二百年忌に建てられた宝篋印塔だと

案内されています。

扉の武田菱を意識しずぎて、

宝篋印塔の上部が切れたのは

お愛嬌(笑)

生害石

「生害石」とは

自らが命を断つ場所として

選んだ石のことで、

ここでは三人の生害石と伝わる石が、

柵を設けられて大切に保存されています。

武田勝頼公生害石。

北条夫人生害石。

嫡男、武田勝信公の生害石。

没頭地蔵尊

前述した

「後に地元の人々が

首のない地蔵尊を安置した。

「没頭地蔵」と呼ばれ、

境内の一角に祀られている。」

と書かれたお地蔵様へ行きます。

少し下の方へ。

没頭地蔵尊に参拝。

するとその瞬間、

曇の中から太陽が

僕たちの背中を

暑いほどに照らし始めたのです!

振り返ると、勝頼最後の城である

新府城で青空を見て以来、

本日、二度目の青空が出現!

やはり武田勝頼公、

僕たちの訪問を

喜んでくださったのでしょう!

参拝後の没頭地蔵尊、

眩しい光を浴びています・・・。

勝頼さんたち、ありがとう!

本堂

ようやく本堂へ。

ここも青空に変わっていますね!

参拝後、斜め右から裏に回ってみます。

本堂横から撮影。

岩舟地蔵

本堂の真裏にあたる場所に

お地蔵様があります。

お寺の案内図では、

岩舟地蔵と書かれています。

ここにも太陽光が当たっていますね!

なんか、嬉しい!

参拝。

最後に本堂前にてツーショット。

これにて景徳院参拝は完了です。

本日注目の木

山門を過ぎた直後、

本堂の手前で見つけた松の木。

赤松でしょうか、

素晴らしい枝ぶりをしています。

中でも注目はこちら。

倒立した時の太もも?

何とも存在感抜群な松でした!

甲州ワイン

せっかく甲州市まで行ったので、

この日の夜は

甲州ワインで乾杯することに。

勝沼インター近くでみつけた

オシャレなワイナリー。

僕たちにはお洒落すぎて

一瞬入るのを躊躇しましたが、

親切そうな店員さんが見えたので、

思い切って入りました。

「ワインの事は全くわかりませんが、

コルク栓でないもので

お勧めを教えてください」

店主さんにそうお願いすると、

「これは値段も手頃で、

そのわりにとても美味しいですよ!」

そう言って勧められたのが、

「Pony Koshu 2020」。

「東京2020」みたいな名前?(笑)

もちろんホテルで美味しくいただきました!

 

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