吉浦神社(佐賀県嬉野市)前編

 

隠れた名社

観光雑誌にも紹介されなくても

地元の人には篤く崇敬されている

隠れた名社を発見するのは、

実に楽しくワクワクするものです。

勿論、僕にとっての名社なので、

万人受けするかどうかは不明ですが、

自分が楽しければ、それでOK(笑)

今回参拝した吉浦神社も

そんな隠れた名社の一つです。

そして、その楽しさを裏付けるように

吉浦神社での撮影枚数は、113枚。

スゴク気に入った神社なんだから、

沢山撮っても「いいさ!」(113)

という語呂合わせにも

丁度良かったかも?(笑)

石造眼鏡橋

八天神社で江戸時代建立の

「完全な形かつ、現役で使われている」

石造眼鏡橋を体験した後、

八天神社から車で10分ほどの

吉浦神社の眼鏡橋を訪ねてみました。

駐車場から見た長い参道の景色。

目指す眼鏡橋は参道を逆戻りし、

さらに100m位行った場所にあります。

眼鏡橋付近で、

茅葺き屋根の民家を二棟発見。

いや~なんとも風情がありますね~!

この景色を見るだけでも

ここに来た甲斐があったというものですよ。

眼鏡橋は現代の道路の脇に、

橋のみを保存していますが、

歩いて渡ることは可能なので、

間違いなく「現役」ですね!

眼鏡橋と茅葺きの民家。

手前には新道が出来る前、

参道の両脇にあったであろう燈籠が、

二つ並べられて大切に保存されています。

案内を書き出すと、

「塩田町指定文化財

石造眼鏡橋」

「吉浦神社参道の石造眼鏡橋には、

「明治三十三年三月再々造立」の銘が

刻まれている。

また、右親柱には、

「元禄十三年庚辰歳謹献再々建」

と刻まれ、

江戸時代中頃の存在が確認されている。

石材は、安山岩(塩田産)が使用され、

県内でも最古の記念銘が残る

眼鏡橋である。」

このようになります。

元禄十三年は西暦1700年、

その時に「再々建」ですから

江戸時代初期からあったのかも

知れません。

実際に渡ってみますが、

その前に二つほど確認です。

一つ目は、橋手前の幟柱で、

「安政六年己未」の文字が

しっかり残っています。

西暦だと1859年ですね。

次に案内に書かれていた

親柱に刻まれた文字を確認。

確かにありますね!

「元禄十三年

庚辰歳謹献

再々建」と

三行にわたって刻まれています。

欄干には盃状穴も彫られ

こちらも

江戸時代真っ只中を

彷彿とさせてくれます。

橋を渡って反対側から撮影。

次に真横から撮影。

新道を整備しても

この貴重な江戸時代の遺産である

石造眼鏡橋を残してくれた

行政の人に感謝です。

寛政十二年(1800)寄進の燈籠。

こちらも往時は参道の左右に

配置されていたものでしょう。

橋のたもとのお地蔵様に、

眼鏡橋とのご縁に感謝し参拝。

参道

眼鏡橋を堪能した後は参道入口へ。

但し、

一の鳥居は先程の石造眼鏡橋の

ずっと先にあるようですので、

正確には「参道途中の入口」かな?(笑)

思った以上に車が多いので、

妻に見張ってもらいながら撮影(笑)

強烈な逆光のお陰で、

鳥居と燈籠のコラボシルエットも撮影成功。

手前の燈籠の年代は

確認出来ませんが、

盃状穴が彫られていますので

江戸時代のものでしょう。

また、奥の燈籠は、文化八年

(1811)の寄進です。

手前の燈籠の頂部には、

阿行の龍(狛犬?)が

吠えまくっています(笑)

こちらは左側の燈籠たち。

二の鳥居。

柱に刻まれた年代は読めませんが、

構造的に肥前鳥居の後期型なので、

江戸時代中期以降のものと推察。

体いっぱいに太陽を浴びながら

長~い参道をテクテク歩いていると

突然、妻が雄叫びを(笑)

「あれ、猿じゃない!?」

指差したのは左右の幟柱です。

お~!

確かに幟柱に

猿が彫り込まれていますね!

参道左側のものにも猿がいます。

こんな珍しいものを察知するとは、

妻の視点、只者ではないかも(笑)

石橋

参道の平坦な部分の終点は、

次なる石橋でフィナーレを迎えます。

なかなかいい感じ!

江戸時代でしょうか?

案内が無い分、

想像は膨らむばかりです(笑)

江戸時代は、

神宮内宮の五十鈴川の如く、

この小川で

禊をしていたのかも知れません。

川底に降りて真横から撮影。

こちらの橋も、先程の眼鏡橋同様、

かなり貴重なもの、

これからもずっと現役でいられること

心から祈っています!

(ここから参道は山登りになりますが、

その話は「中編」にて)

今日の癒やし

駐車場に着いた時、

一頭のアカタテハに癒やされました。

12月中旬というのに、

ここに来てくれて、感謝です。

(ちなみに蝶の数え方が

「頭(とう)」だと知ったのは、

大分県の関崎海星館でした)

 

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