馬路駅(島根県大田市)
マジ?
令和元年(2019年)の夏、
青春18きっぷの旅で松江からの帰路、
山陰本線の馬路駅を初めて知りました。
「馬路」を「マジ」と読むことに感動し、
僕と妻の記憶に刻まれてから4年、
今回の旅で、
二日目の早朝に行くことにした
「琴ヶ浜」の最寄の駅が馬路駅と知った時、
思わず「マジ?」そう呟いたものです(笑)
もちろん馬路駅、
行くしかありませんね!
煉瓦造りのトンネル
琴ヶ浜の絶景と鳴き砂(鳴り砂)を堪能後、
徒歩で馬路駅へ。
ここを右に行けば馬路駅ですが、
正面に山陰本線の下を通る
レトロなトンネルを発見し、
まずは、そちらへ行くことに。
なんかいい感じ・・・
周囲は石垣で、
真ん中のトンネル部分が煉瓦造りです。
レンガの積み方は、
長手積みとイギリス積みの
ミックスのようですね。
以前、
福岡県大牟田市の世界文化遺産、
ガイドさんからレンガの積み方にも
違いがあることを教えて貰って以来、
レンガを見ると
つい、積み方が気になります(笑)
反対側から撮影。
トンネルを抜けて、
反対側から馬路駅に行ってみたら
これが行き止まり(汗)
マジか〜と思いつつ後戻り。
先ほどのトンネルを抜けると
正面には琴ヶ浜が見えてきます。
少し行くと、
なんか列車のくる音が!
トンネル&列車の構図で撮影。
ここを左に行くと馬路駅です。
細い道を西へ。
お〜あった〜馬路駅が!
馬路という地名の由来を
ネットで調べたら
狭い土地を表す「間地(まじ)」から
きているのではないかと判明。
確かにここは、山と海に挟まれた
狭い場所ですから間違いなさそうです。
ホームへ。
顔出しパネルも設置。
「マジ」って表情になってるかな?(笑)
妻はこの後、
ホームの待合室へ。
僕は一人ホーム最先端へ。
駅名標と琴ヶ浜と鞆ケ浦。
ホーム先端からの景色。
海の青、石州瓦のえび茶色、
山陰地方ならではの景色ですね。
妻がいる待合室へ。
まだ朝だというのに、
既に体力消耗した妻・・
しかし、
すぐに回復し、
この日も大いに楽しんでいました。
消火栓
石見銀山を知っている人だけに
「理解できる」デザインの
消火栓に出会いました。
さざえに火が灯っていますね。
これは江戸時代以前、
石見銀山の間歩(坑道)で
使用されていた「ランプ」なのです。
教えて貰った知識なんですが、
そのお陰で、
馬路駅をマジ楽しめました!(笑)