丸岡城(令和6年4月)お花見

 

北陸新幹線開業効果

福井の旅を計画した当初は、

小松空港からJR小松駅へ行き、

そこから、

開業したばかりの北陸新幹線で

福井に移動する予定していました。

ところが、

小松〜福井の所要時間を確認すると

従来線の特急サンダーバード時代と

ほぼ同じという衝撃の事実を知り、

それならば、小松空港で

レンタカーを借りる方が、

便利だし安いかも?

そう思い直し、計画を変更。

結果は、大正解。

これが僕にとっての、

北陸新幹線開業効果という訳です(笑)

JR西日本さんゴメン、

また使わせていただきますので!

パンフレット

パンフレットは、

「丸岡城」と

一筆啓上 日本一短い手紙の館」との

合体作品となっています。

丸岡城側の表紙。

見開きは、お城の紹介で、

ここでの注目は右下、

丸岡城歴代藩主の一人、

10代城主の

有馬清純(きよずみ)さんです。

元禄8年の入封ですから

現在建っている丸岡城に入っています。

この方のお爺ちゃんは、

島原を領したキリシタン大名の

有馬晴信で、晴信さん自身は、

岡本大八事件により処刑されたものの

嫡男は家康の養女を正室にしていたため、

お咎はなし、そしてその子が清純さんで、

のちに宮崎の延岡藩に転封となり、

そこでやらかしてしまい(笑)

一旦は大名を剥奪されたものの、

丸岡に五万石でめでたく

大名復帰を果たしています。

この方の一番の功績は、

宮崎の高千穂神楽を

北陸の地、丸岡で根付かせたことで、

今では福井県無形文化財にも

指定されています。

今回、神楽を継承している神社にも

参拝したかったのですが、

全くそんな時間はなく、

次回以降のお楽しみという事に。

(また福井に行くんかい!笑)

反対面。

「一筆啓上 日本一短い手紙の館」って、

日本一長い名前の施設かも知れません(笑)

今回は、称念寺参拝のついでで

丸岡城に寄ったため時間もなく、

ここは完全スルーでしたが、

7年前に入館した時の感動は、

今でも昨日のように思い出します。

丸岡城へ

称念寺から車で10分ほどで、

丸岡城の駐車場に到着。

丸岡城の遠景。

桜、満開ですね!

案内。

かつての内堀は珍しい五角形(左上の図)。

今は埋め立てられて、

その面影はありませんが、

このお堀を復活させるプロジェクトが、

進行しているようなのです!

かまぼこ板に書かれた短い手紙。

桜まつりの標柱に、

テンション上がりますね!

(祭りは終わっていますが・・笑)

「(仮称)丸岡観光情報センター新築工事」

このように記され、

新たな施設も鋭意準備中。

丸岡市のこの本気度、たまらんですな!

桜に迎えられて登城。

日本一短い手紙の案内。

入選作品の紹介その1

入選作品の紹介その2

気分はお花見、

春爛漫って感じで、

ウキウキしてきます(笑)

ほ〜こんな事もやってるんだ〜!

「天守マッピング」ではなく

「お天守マッピング」なのが、

お城愛を感じますね!

ここからは有料区域ですが、

関所はこんなにゆる〜いの感じ、

これでいいのかな?

いいんでしょう!

そして、

丸岡城の入場券がまた素晴らしいのです。

織物付きの入場券。

二人分で色違いです。

表裏を一緒に撮影。

上の説明を抜粋・要約すると

以下になります。

「丸岡城のふもと、福井県坂井市丸岡町は、

織ネームや織テープなど細幅織物の産地で、

全国の7割を生産し、「越前織」として

販売しております。

このチケットに付属の

丸岡城オリジナルの「越前織」は、

しおりやリボン、アクセサリー作りなどに

ぜひご使用ください。」

入場券一つとっても

ここまで神経が行き届いているとは・・

もう感動しかありませんね!

入場券でこんな気持ちになったのは、

大分県竹田市、岡城

「巻物風入場券」以来のことかな?

天守周辺散策

丸岡城は、入場口即天守

というほどのコンパクトさです。

7年ぶりに再会だ〜!

桜とのコラボも素晴らしいし、

この無骨な雰囲気が、

戦国を思わせますね!

(江戸時代初期の建立ですが・・)

まずは記念撮影。

そして、

丸岡城に着いたら

一番にお参りするのがこちらです。

人柱「お静」の供養塔。

案内を要約すると、

「子供を侍に取り立てて貰うことを条件に、

人柱となって丸岡城天守の中柱の下に

埋められたお静さん・・

しかし、約束は果たされること無く、

お静の霊はこれを恨んで、

毎年、卯月(旧暦4月)になると

堀の水を溢れさせたので、

人々は小さなお墓を建て、

霊を慰めた。」

昔は工事の成功祈願として、

人柱という風習があり、

多くのお城や工事現場で、

同じようなことは、

あっています・・・

天守正面から側面へ。

お城&桜。

野面積み&桜(笑)

天守東側面。

天守東側の雲井龍神に参拝。

案内を超訳すると

「城主、有馬侯が、

勝利の守護神としていた

雲の井が荒廃していたが、

昭和四十年に復興した。」

このようになります。

ここまでで天守周囲の散策は完了し、

次は天守内部へと向かいます。

 

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