御上神社(滋賀県野洲市)前編

 

ずいき祭

僕たちが御上みかみ神社に参拝したのが、

令和4年10月7日。

その3日後の10日が、

御上神社の秋季古例祭、

「ずいき祭り」の日となっていて、

御朱印も期間限定、

「ずいき祭りバージョン」が

選べるなど、

ちょっとラッキーな参拝でした。

このお祭りについて、

御上神社のサイト

引用させていただくと

次のようになります。

「三上のずいき祭は

里芋の茎(くき)を用いて作った

「ずいき神輿」を奉納することから、

この名で親しまれています。

古くは「若宮殿相撲御神事

(わかみやどのすもうごしんじ)」と呼ばれ、

相撲神事を主体としたお祭りで

「ずいき神輿」の正面には土俵をつくり

角力猿(すもうざる)の人形を飾ります。

この祭りは長之屋(ちょうのや)、

東座(ひがしざ)、西座(にしざ)の

三つの宮座(祭祀組織)により行われ、

祭の当番である頭人(とうにん)は

各座二人が務めます。

永禄4年(1561年)から今日まで

当時の宮座が変わることなく維持され、

その祭礼記録が残されております。

その記録の冒頭に天文10年

(1541年)から中断していた

祭りを再興したことが記されており、

470年以上の歴史と

伝統を持つ祭りであります。

平成17年2月21日に

国の「重要無形民俗文化財」に

指定されました。」

永禄三年、桶狭間の戦いの翌年から

令和4年の今日まで、

三つの宮座が変わることなく維持され、

その祭礼記録が残されているとは、

全く凄いお祭りですね!

参道

竜王町の苗村神社から車で30分、

野洲市に鎮座する御上神社に到着です。

社頭の広い駐車場。

左右の灯籠は、

天保三年(1832)の寄進です。

「御上神社御祭禮」の幟が

祭りの雰囲気を盛り上げていますね!

一の鳥居。

神額は宮司さんの謹書です。

案内。

主祭神は、天之御影神。

由緒を超訳すると、

以下になります。

「天之御影神は孝霊天皇の御代、

三上山に降臨。

養老二年現在の地に社殿を造営し

遷祀された。」

参道の左右には

高い杉の木が聳えています。

神石。

さらに進んで、

室町時代建立の楼門へ。

手水舎。

お手水完了。

そして、参拝へ・・・

となるはずですが、

夕方になってきて、

社務所が閉まるといけないので、

まずは御朱印を授与して貰います。

社務所。

純日本風で、屋根は二重、

なんともお洒落で、

素敵な雰囲気の社務所です。

冒頭に書いた、期間限定、

「ずいき祭り」バージョンの御朱印。

そして、

こちらがお祭りのポスターです。

お~御朱印と同じ神輿だ~!

いや、

神輿が主体でしたね(笑)

今度こそ、参拝へ・・・

のはずが、

ここで気になるものを発見!

こちらは、社務所と参道を挟んだ

向かい側に建つ、

「授与所兼休憩所」。

こに展示された

竹細工が素晴らしいのです!

いいですね!

休憩しているヒマなんか

ありません(笑)

気になった作品を撮影。

お城好きな僕は一番に注目(笑)

琵琶湖の風景。

水面に浮かぶような

白髭神社の両部鳥居や

琵琶湖周辺の山々、

加えて色の演出と、

感動の逸品です。

エビス様。

七福神。

寅年なのでトラ。

火まつり。

鬼滅の刃、竈門炭治郎。

いや~楽しませていただきました!

そして、

今度こそ(笑)参拝へ。

楼門の向こう側には、

国宝の本殿が待ってます!

(後編に続く)

 

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