2024/01/18

岡崎八幡宮(山口県宇部市)後編

 

全国で4社だけ

岡崎八幡宮の案内には、

「清酒の御神酒の醸造が許可されている

全国に四社しかない神社の一つ」

このように記されていましたので、

気になって他の神社を調べると、

千葉県の莫越山なこしやま神社、

神宮内宮忌火屋殿いみびやでん

出雲大社御供所ごくうしょの三つでした。

日本の超有名神社に肩を並べて

清酒の酒造許可を持ってる岡崎八幡宮、

山口県には、

凄い神社があるものなんですね!

本殿向かって左側にある

岡崎八幡宮・御神酒醸造殿。

軒下右側には「杉玉」が吊るされ、

いかにも「お酒処」といった

雰囲気となっていています。

南参道

正面参道から参拝した後は、

現在のメイン参道と思われる

南側の参道から入って、

境内社などを巡ってみます。

南参道の起点付近には、

江戸時代に「高札」が立てられた

「船木宰判御高札場跡」があり、

ここで様々な「お達し」が

伝えられていたようで、

妻も何かお達しを出しているようです(笑)

人が多く集まる場所として

神社の社頭のここを御高札場と

したのでしょう。

南参道一の鳥居。

大正十一年、

岸田昌介という方の奉納です。

このお名前に見覚えがあったので、

過去のブログを調べると

厚東護国神社の本殿(元の奉安殿)や

恒石八幡宮の鳥居や鋪石も

奉納されている方でしたので、

他にも多々寄進されているのでしょう。

この地域の神社や氏子さんにとって、

また、僕たちにとっても

岸田昌介さんの存在は、

有難い限りですね。

整然とした参道。

巨大な燈籠は昭和九年の奉納。

こちらも鳥居と同じく

岸田さんの奉納です。

ここからは、境内左側のイチョウと、

正面に見えるクスノキとの

「巨木の共演」が楽しめます。

江戸時代っぽい二の鳥居。

南参道からのクスノキも

見応えあるな〜!

境内社

まずは参道左手の稲荷神社へ。

参道から見えたイチョウと稲荷神社。

参拝。

そして、何となく本殿裏側へ。

お〜これは合祀された

お稲荷様たちですね!

この中でも注目がこちらです。

「文政五年壬午二月十五

稲荷大明神 歳徳大明神」と刻まれ、

陰陽道との関連なのか、

月と太陽が描かれ、

扇の絵の中には梵字が書かれています。

さらに御神体石の左下には

イチョウの葉っぱが一枚・・・

なんかイチョウの木が僕たちを

ここに導いてくれたようで、

何とも有難い気分に

浸ることができました。

御神体は不明に石祠に参拝。

振り向くと、またもやクスノキが

僕たちを見張って・・・いや、

見守ってくれています(笑)

稲荷神社左側の庚申塔など。

鳥居が三つあるので、

三社の神様を目指し、

ここから中へ入ってみます。

真ん中の稲荷社らしきもの以外、

更地になっています・・・

稲荷社でしょう・・

やっぱりそうでした。

「稲荷大明神」と刻まれた御神体に参拝。

最後にクスノキと

拝殿バックにツーショット。

これにてで岡崎八幡宮の参拝は完了です。

 

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